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2019-09-13

お通夜やご葬儀・告別式の日程の決め方について【仏式編】

大切な方が亡くなられた時には、やらなければいけないこと、決めなければならないことがたくさんあります。そうした中の1つが、お通夜式やご葬儀・告別式の日程を決めることです。

しかし、実際にお通夜式やご葬儀・告別式の日程を決める時は、何に気を付け、どうやって決めたらよいのでしょうか。

そうしたお悩みを解決するため、今回はお通夜式やご葬儀・告別式の日程の決め方ついてご紹介します。

日程の決め方に決まりはあるの?

お通夜式やご葬儀・告別式の日程は、「ご臨終後の〇日目に行う」という決まりがあるわけではなく、基本的に自由に決めることができます。しかし、故人様を長期間安置しておくことはできませんので、なるべく早くお通夜式やご葬儀・告別式を行いましょう。

仏式葬儀の一般的な流れとしては、ご臨終後の翌日にお通夜式、お通夜式の翌日にご葬儀・告別式、その後に火葬を行います(火葬は、「墓地、埋葬等に関する法律」によりご臨終後24時間以上経過しないと行えません)。

なお、後述する日程を決める上で考慮しなければいけないことについては、今では全て葬儀社で対応してもらえますので、早期に葬儀社に連絡をして間に入ってもらうことで、ご遺族の負担が軽減されます。

日程を決める上で考慮することは?

お通夜式やご葬儀・告別式の日程は、以下の4点を考慮して決めるのがよいでしょう。

火葬場が利用できるか?

お通夜式やご葬儀・告別式の日程を先に決めてしまっても、火葬場が休業日であったり、希望する時間帯の予約が取れなかったりすることがあります。そのため、火葬場の都合を必ず確認し、火葬場の日程を決めた上でお通夜式やご葬儀・告別式の日程を決めましょう。

司式者の都合

お通夜式やご葬儀・告別式で司式者に読経してもらう場合は、司式者とのスケジュール調整が必要になりますので、菩提寺へ連絡を入れましょう。司式者のスケジュールを確認し、それに合わせてお通夜式やご葬儀・告別式の日程を組む必要があります。なお、菩提寺がない方は、ご自身で司式者を探すこともできますが、葬儀社に紹介してもらうこともできます(セレモニーでは、菩提寺がなくお困りの方に「寺院紹介システム」をご案内しております)。

参列予定の親族の都合

親族全員にとって都合のよい日程を調整するのは難しいですが、特に故人様と近しい親族(配偶者や親、子どもなど)が全て参列できる日程にしましょう。

その地域での習慣

地域によっては、ご臨終の当日にお通夜式を執り行うところや、お通夜式の前に火葬を行う習慣があります。そのため、その地域でのしきたりや習慣を考慮して日程を決めるようにしましょう。

ご葬儀・告別式をしてはいけない日がある?

日本の暦には、その日の運勢の示す「六曜」というものがあります。その六曜の中で、ご葬儀・告別式を執り行う際に避けられているのが「友引」です。

「友引の日には、ご葬儀・告別式をしてはいけない」という話を耳にしたことがある方も多いかと思います。
「友引」の本来の字は「共引」であり、勝負の決着がつかず良くも悪くもない日のことを指します。しかし、後に「友」の字が使われたことで、いつしかその字の通り「友達も引く(あの世に一緒に連れていかれる・死ぬ)」という意味が浸透し、友引の日のご葬儀が避けられるようになりました。

友引の本来の意味からすれば、ご葬儀を避ける必要はありませんが、やはり縁起が悪いということでご葬儀・告別式を行わない方が多くなっています。そのため、今ではほとんどの火葬場や葬儀社が友引の日を休みにしています。

まとめ

大切な方が亡くなり、ご遺族が行わなければならないことが多数ある中、お通夜式やご葬儀・告別式の日程はなるべく早めに決めなければなりません。参列者全員が、心穏やかに故人様を送り出すためにも、参列者に配慮した日程を決めるのがよいでしょう。
セレモニーでは、経験豊富なスタッフがお客様に寄り添いお打ち合わせから、ご準備、お通夜式、ご葬儀・告別式まで一貫してお手伝いをさせていただきます。ご葬儀に関わる全てを責任を持ってサポートいたしますので、安心してお任せください。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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ご葬儀は日常的にあるものではありません。だからこそ、お通夜と告別式という言葉を聞いてもきちんと理解している方は少なくないのではないでしょうか。 今回はお通夜と告別式にどのような違いがあるのかをお伝えしたいと思います。 まず、ご葬儀とは一般的に二日間にわたって行う故人様とのお別れの儀式のことをいいます。一日目に行う儀式をお通夜といい、二日目に行う儀式をご葬儀・告別式といいます。 【お通夜とは】 本来、お通夜は家族、親族、友人など、故人様と親しかった人たちが別れを惜しみ、最期の夜を過ごす儀式でした。邪霊が入ってくるのを防ぐため、線香やろうそくの火を絶やさずに夜通しで見守っていたことから、お通夜と呼ばれていたのですが、時代の変化とともに、仕事関係の方やご近所の方も参列するようになっています。 また、自宅ではなく葬儀式場などでお通夜を執り行うことが増え、防災上の理由から火を灯したままにできなくなり、現在では夜のうちに散会する形式の通夜(半通夜)が増えています。葬儀社によっては遺族控室がご用意されておらず、仮眠ができる場所がないこと、または仮眠をとる場所が綺麗ではないということも要因の一つであると考えられています。 セレモニーの遺族控室 セレモニー浦和ホール遺族控室1 セレモニー浦和ホール遺族控室2 【お通夜の流れ】 お通夜の流れは地域や宗旨宗派によって違いもあります。 一般的にはご親族はお通夜が始まる1時間ほど前を目安に集まり、弔問客や僧侶に先駆けて葬儀式場に入ります。儀式がはじまり僧侶の読経、焼香が行われた後、僧侶の法話という流れが一般的です。僧侶が退場したら、喪主から参列者に挨拶をし、通夜振る舞いの席へ案内があります。 通夜振る舞いは僧侶や参列者にお礼の気持ちを込めておもてなしするとともに、故人様を偲ぶ目的でもあります。通夜振る舞いではお料理やお飲み物が用意されていますが、お通夜の本来の意味を考慮し、あまり長居しないようにすることがマナーとなっています。 開式の時間は一般的に18時~19時が主流となっており、規模にもよりますが、儀式は一時間程になります。通夜振る舞いも1時間~1時間半が一般的となっていますので、閉式まで2時間~2時間半と考えられています。 【告別式とは】 現在では葬儀・告別式として区別がなく、一連の流れで行われるのが一般的となっています。 しかし、本来は葬儀式と告別式のふたつの儀式からなります。 葬儀式は故人様のご冥福を祈り、ご家族やご親族などの近親者が行う宗教的な儀式であるのに対し、告別式は会社関係者、友人、知人、近所の方など故人様と親交あった方が、最期の別れを告げる儀式となります。 本来であれば、葬儀式と告別式を別々に行うことが正式ですが、近年では両方の儀式を合わせて執り行うのが一般的になっており、二つの儀式を合わせて告別式と呼ぶようになってきています。 【お通夜と告別式どちらに参加すべき】 ご葬儀に参列され経験がない方は、お通夜と告別式のどちらに参加すべきなのか迷う人も多いかもしれません。もしくは迷った経験がある方が多いのではないでしょうか。 お通夜は故人様と親交の深かった方々がお別れを偲ぶ場であり、一般の弔問客は告別式に参加して故人様に別れを告げるというのが本来の在り方でした。 しかし、ご葬儀も時代の流れによって変化しており、一般の弔問客は仕事などの都合から日中に行われる告別式ではなく、夕方以降に執り行われるお通夜に参列する方が増えています。 本来であれば、故人様と親しい間柄の方はお通夜と告別式に参加します。会社関係者、友人、知人、近所の方などは告別式に参列することが望ましいのですが、日中の都合はつかない場合にはお通夜に参列してもかまいません。

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