意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決

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知っておきたい葬儀の知識
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お布施って何?お布施の相場はいくらなの?いつどこで誰に渡せばいいの?

お布施って何?お布施の相場はいくらなの?いつどこで誰に渡せばいいの?

仏式でお葬式を行うとき、僧侶を呼び読経していただいたり、戒名をつけていただいたりします。その時、お布施が必要になります。このお布施とはどのようなものなのでしょうか?また、お布施として包む金額や渡し方のマナーについて説明していきます。 お布施って何? お布施の相場はいくらなの? いつ、どこで誰に渡せばいいの? お布施とは? お布施とは葬儀や法事などの宗教的儀式のとき、僧侶に供養してもらった場合にそのお礼として渡す謝礼のことをいいます。 葬儀や法事にかかる費用のことではなく、寄付とか感謝の「気持ち」を金銭(場合によっては物品)で表わしたものになります。 ですから、費用に対する対価というわけではないので決まった金額はないのです。 葬儀のお布施の金額は? お布施の金額が決まっていないといっても、葬儀に僧侶を呼び読経していただいたり、戒名を書いていただいたりした場合はお布施が必要になります。どのくらいの金額を包むのが常識的なのでしょうか? お寺によっては、お布施の金額をはっきりと指定してくるところもありますが、「お気持ちで」と言われることが少なくないので、困ってしまいますよね。そういうときは、葬儀を依頼した葬儀社に尋ねたり、僧侶に「みなさんは、どのくらいのお布施を包むことが多いですか?」と聞けば、教えてくれることもあるので、その言われた金額を参考にするのもいいと思います。 お布施の表書きの書き方はどうすればいいの? お布施の表書きは、奉書紙に「お布施」「御布施」と書き、下のほうに「喪主の名前」もしくは「○○家」と書きます。 葬儀のときの香典の表書きは「薄墨」を使う場合もありますが、お布施の場合は普通に濃い墨で書きます。 また市販の「お布施」の封筒を利用しても問題ありません。 お布施に水引は必要ないといわれますが、地域や金額によって使用することがあります。 お布施を「誰に」「いつ」「どうやって」渡すの? 誰に? 葬儀の費用は葬儀社に支払いますが、お布施は僧侶に直接渡しましょう。 いつ? 葬儀がはじまる前もしくは、葬儀が終わった後に渡すのが一般的です。その際、「本日はよろしくお願いいたします」「本日はありがとうございました」など、感謝の言葉を添えるとよいでしょう。 どうやって? お布施は、直接手渡しではなく、袱紗や切手盆にのせ僧侶に渡します。 葬儀の香典は「新札を使わないで包む」といわれることがありますが、お布施に関しては、特に決まりはありませんので、旧札・新札どちらを包んでも大丈夫です。 領収書が欲しいのですが… 宗教法人であるお寺がもらうお布施などは非課税のため、本来なら領収書を発行する必要がありません。 一方、遺産相続のとき、葬儀にかかった費用は控除対象になるので領収書が必要になります。 この場合、お寺に「お布施の領収書をください」と言い出しづらいですが、言えば発行してくださるお寺もありますので、遠慮せずお願いするのがいいでしょう。 他の宗教にもお布施はあるの? お布施という言葉はもともと仏教の用語のことをいいます。だからといって、仏教ではないからとお布施は必要ないわけではありません。言葉は違いますが、供養の祈りを捧げていただいたお礼として、以下のような表書きの謝礼を渡します。 キリスト教では、「献金」「御礼」と表書きをし、神父さん、牧師さんに渡します。 神道では「御祭祀料」「御榊料」「御礼」「御食事料」と表書きをし、神官に渡します。 包む金額に悩んだら、古くからいる教会の信徒さんや氏子さんたちに尋ねるのも良いでしょう。 まとめ お布施は、なかなか人に聞きづらいことのひとつです。 地域の慣習や風習、宗派によってもずいぶんと違いますが、わからないことは、葬儀社に一度、相談すると良いでしょう。

お通夜の開始時間とはいつなのでしょう?親族や会葬者の到着時間について

お通夜の開始時間とはいつなのでしょう?親族や会葬者の到着時間について

急な訃報を受けてお通夜に駆け付けることになった時、何時頃に到着したらよいのか迷うこともあるかもしれません。 ここではお通夜の開始時間から、遺族親族側が会場に到着する時間、弔問客側が会場に到着する時間まで詳しく説明していきます。 お通夜の開始時間とはいつなのでしょう? 親族や会葬者の到着時間についても解説いたします。 お通夜の開始時間は? お通夜の開始は一般的に17時頃から19時です。 受付の開始時間はお通夜が開始する30分~1時間ほど前になることが多いでしょう。 親族の到着時間は? では喪主側である遺族や親族は会場に何分前に到着していればいいのでしょう? 先ほども述べたようにお通夜の開始は17時頃から19時、儀式だけなら所要の時間は1時間ほどが一般的なお通夜になります。ですから親族の方は通夜式の始まる1時間ほど前には会場に到着して控室で待機するのが望ましいでしょう。ただし会葬者の人数によって焼香にかかる時間が変わりますから、終了時間は前後することもあります。 会葬者の到着時間は? 原則として通夜が行われている時間内であれば、いつ会場に到着しても問題はありません。ですが一般的には会葬者はお通夜の始まる15分ほど前には集まることが多いでしょう。 仕事先からお通夜の会場に駆け付けるなど、やむをえない理由で開始時間に間に合わないという場合は仕方ないのですが、30分程度の遅れなら焼香に間に合います。多少の遅刻をしてもお通夜に来ることで、ご遺族の方も「忙しい中を駆け付けて来てくれたのだ」と感じられるかもしれません。 とは言えできるだけ時間に余裕をもって、会場に出かけるようにするのが良いでしょう。 また、あまりに到着時間が早すぎると会場の準備が整っていない場合もあります。 早めに向かうとしてもお通夜の開始時刻の15分前くらいが目安と思ってください。 お通夜に遅刻 仕事や電車の遅延など、時間内に通夜に間に合わない場合でも、ご遺族からみれば、忙しい中、故人の為に駆けつけてくれたわけですから、失礼なことはないでしょう。 通夜に遅れたので、行きません。なんてことは、後悔につながります。 故人様ときちんと会ってお別れすることは、こころのグリーフケアにもつながります。 通夜会場へ向かう途中、どうしても、心配ならば斎場へ、連絡するのもよいでしょう。 駅から遠い葬儀式場は、会葬者様に対しても負担となる場合もあります。そういった目線から、駅から近い葬儀式場を会場として選ばれる方も、少なくありません。 お通夜のあとには通夜振る舞いがあります 通夜の後には通夜振る舞いが行われます。故人様とともにするこの世での最後の食事という意味合いのほかに、弔問客に対して感謝の気持ちを込めた飲食の接待ですから、よほどのことがない限りはひと口でも箸をつけるのがマナーです。 故人様を偲ぶという点からも出席したい通夜振る舞いですが、どうしてもやむをえない理由で辞意をする際は、そっと失礼をします。 また途中で退席するものなので、退席をするときは両隣の方に「お先に失礼します」と挨拶します。 通夜振る舞いの席ではお酒を飲んでも良いのでしょうか? 通夜振る舞いの席ではお酒がふるまわれます。飲める人は飲んでも構いませんが、あくまで故人様を偲び思い出話をしながら食事をする場であります。 宴会ではありませんから、決して大声で騒いだり故人様と関係のない話で盛り上がったり、プライベートなことに踏み入ったりすることは控えましょう。 大切な方を亡くされたばかりのご遺族様のお気持ちに、寄り添った行動を心がけたいものです。

お通夜の正しい服装を事前に確認しよう

お通夜の正しい服装を事前に確認しよう

訃報は突然やってくるものです。お通夜に参列する際の正しい服装、持ち物、マナーに迷ってしまう経験はありませんか。正しいと思っていた服装や立ち振る舞いが実はマナー違反だったとしたら…ご葬儀は厳粛な儀式の場です。だからこそ、誰もが故人様やご遺族に対して失礼のないよう、正しいマナーや知識をもって参列したいものだと思います。 今回はお通夜の正しい服装とマナーについて解説していきます。 【お通夜に参列する際の正しい服装とは】 お通夜では喪服を着用することが最近では、一般的となっています。 喪服とは本来、「喪に服している」という意味があります。弔問客は故人様を偲ぶために正装するという意味で喪服を着用するのがマナーとなります。 ■男性の服装・身だしなみ 男性の服装は一般的に略式礼服であるブラックスーツ・ブラックフォーマルになります。スーツ以外に身に着けるものとしては、白いワイシャツに黒いネクタイ、黒いベルト、黒い靴下、光沢のない黒靴といったようにワイシャツ以外は黒で整えます。また、時計は光沢のあるデザインや、派手なものは避けるようにしてください。 ・喪服(ブラックスーツ・ブラックフォーマル) 生地は黒で光沢素材ではないものにしましょう。上着はシングル・ダブルどちらでも問題ありませんが、パンツは裾がシングルなものを着用しましょう。 ・ワイシャツ 白無地のレギュラーカラーを選び、色柄ものやボタンダウンのものは避けてください。 ・ネクタイ 黒無地のシンプルなデザインのものにしましょう。 ・ベルト 黒無地のシンプルなデザインのものにしましょう。派手な素材のものや、大きく目立つバックルのものは避けるようにしてください。 ・靴下 黒無地のものにしましょう。 ・靴 紐で結ぶタイプの黒い革靴を選びましょう。素材はエナメルやスエード素材のものは避けてください。 ・髪型 髪はきちんと整え、清潔感のあるようにしていきましょう。前髪は目にかからないようにし、長髪の場合は髪をひとつにまとめましょう。 ※季節が夏の場合でも上着を脱がいないのがマナーです。季節が冬の場合はコートを着用していってもいいのですが、葬儀式場に到着した際に受付に預け、式中は着用しないようにしましょう。 ■女性の服装・身だしなみ 女性の服装は一般的に略式礼服であるブラックスーツ・ブラックフォーマルになります。女性の喪服は男性とは違い、ワンピースやアンサンブルを選ぶことができます。ストッキングや靴は黒のものを選びましょう。また、アクセサリーは真珠のものが定番となっています。 ・喪服(ブラックスーツ・ブラックフォーマル) 生地は黒で光沢素材ではないものにしましょう。パンツスタイル、ワンピース、アンサンブルから選ぶことができます。トップスの裾丈は長袖から五分丈、スカート丈は膝からふくらはぎ丈が上品に見え好ましいでしょう。 ・ストッキング 黒色の薄手ストッキングを選びましょう。厚手もの、柄物など派手なものは避けるようにしてください。 ・靴 靴は黒のシンプルなパンプスを選びましょう。素材は革のもの、もしくは布のものを選びましょう。エナメル素材のものや、ハイヒール、ミュールやサンダルは避けるようにしてください。 ・バッグ 光沢や飾りのないシンプルな黒の布製のものを選びましょう。サイズは袱紗や数珠が入る大きさのものが好ましいです。荷物が多い場合はサブのバッグを用意しましょう。式中は受付に預けておきましょう。 ■学生や子供の服装・身だしなみ ・学生の場合 喪服の代わりに通っている学校の制服を着用していきましょう。学生服が正装とされているので制服の色やデザインは気にされなくて構いませんが、きちんと校則にしたがった着こなしをしましょう。 ・小学生や幼稚園・保育園児の場合 制服がある場合は制服を着用してください(帽子などは必要ありません)。 制服がない場合は、黒や紺、グレーなとのブレザーやジャケットを着用します。または、カーディガンやベストでもいいでしょう。それらがない場合は白無地のシャツやブラウスなどに暗めのパンツやスカートを着用し、フォーマルな印象を与えるようにしましょう。 靴は革靴がれば最良の選択となりますが、ない場合は綺麗な靴をはいていきましょう。

もしもの時の訃報通知はどのように行うの?

もしもの時の訃報通知はどのように行うの?

大切な方が亡くなり、悲しみにくれる中で慣れない準備や行わなくてはならないことの多さに戸惑ってしまう方が多いかと思います。 しかし、ご逝去からお通夜までの時間の余裕がありません。まず、最初にやらなくてはならないことは、親しい人やお世話になった方へ家族の訃報を伝えることになります。では、どのような手順・手段でお伝えすればいいのかを今回はご紹介していきたいと思います。 【訃報】 訃報とは、ご逝去のお知らせを親戚や友人、会社関係の方、葬儀社などにご連絡することをいいます。 【訃報を伝えるタイミング】 訃報は亡くなってからすぐにお伝えする方とお通夜・告別式が決まってから伝える方がいます。 訃報は亡くなったことを伝えることが目的ですが、その際にお通夜とご葬儀についての連絡もしなくてはなりません。この時に重要となるのが、「何を伝えるのか」ということになります。家族の『どなたが亡くなったのか』『連絡者と故人様の関係』『亡くなった日時』『喪主の名前』『喪主または責任者の連絡先』を簡潔に知らせます。また、『お通夜と告別式の日時と場所』が決まっていない場合は、「詳細は後程連絡します」と添えれば良いでしょう。 必要に応じて、『葬儀の形式や宗派』などを伝えるのもいいでしょう。 ■亡くなってすぐに伝えなければいけない方 ご家族、親族、葬儀社、寺院(菩提寺) ■お通夜・告別式が決まってから伝える方 故人様の関係者、ご遺族の関係者 【伝える手段】 訃報の連絡は電話で伝えることが基本です。ご家族や親族、親しい友人、菩提寺には電話でお伝えし、会社関係、学校関係、自治会、町内会などには上司や担任の教師、各団体の責任者に電話で連絡し、それぞれに伝えていってもらうといいでしょう。 【訃報を伝える相手と順番】 ご家族が亡くなった際に、訃報をお伝えするのは冷静ではいられない状況の中で行うものになりますので、事前にどのような手順で伝えていくのかを知っていることが大切になります。 ① 親族 はじめに訃報を伝えるのは家族や近親者になります。遠方に住んでいる親戚の方は日程の調整が必要になると思いますので、早めに連絡するようにします。 ② 葬儀社や寺院(菩提寺) 親族への連絡が済みましたら、葬儀の日取りなどを決めなくてはなりませんので、葬儀社への連絡が必要となります。また、菩提寺がある方はご僧侶にお経を読んでいただく関係もありますので、菩提寺への連絡をいれ日取りを決めます。 ③ 故人様の関係者(友人、知人など) 故人様の友人や知人の方など、故人様と親交が深かった方に連絡します。 ④ 勤務先(通学先) 故人様が勤務していた会社や通学していた学校になどに連絡します。 ⑤ 自分の会社や子供の通学先 忌引きの手続きの関係もありますので、ご葬儀の詳細が決まった時点で連絡します。直属の上司や担任教師に故人様の訃報を伝えます。 ⑥ 近所の方や自治体、町内会など 近所の方々や各自治体、町内会の責任者の方に電話で連絡をします。責任者の方から、それぞれに伝えてもらいます。 ■家族・親族への連絡例 ○○○○の長男の○○です。 今朝、父の○○が病院で亡くなりました。 いま、病院におりますが、これから父を自宅に連れて帰ります。 通夜・葬儀の日程は、決まり次第追ってご連絡いたします。 何かございましたら、私の携帯にご連絡お願いいたします。 私の携帯番号は090-××××-××××です。 ■友人・知人への連絡例 ○○○○の長男の○○と申します。 突然のご連絡申し訳ございません。 父の○○が○月○日の早朝に病院で亡くなりました。 生前は大変お世話になりました。 つきましては、通夜を○月○日午後6時から、告別式を翌日の午前11時から、 ○○市○○区にある○○葬儀式場で行います。 喪主は母の○○がつとめます。 ご連絡をいただく際は、私の携帯にご連絡お願いいたします。 私の携帯番号は090-××××-××××です。 ■会社(故人の勤務先)への連絡例 お世話になっております。営業部○○○○の長男の○○です。 父の○○が○月○日の早朝に病院で亡くなりました。 つきましては、通夜を○月○日午後6時から、告別式を翌日の午前11時から、○○市○○区にある○○葬儀式場で行います。 喪主は母の○○がつとめます。 お手数をおかけしますが、関係者の皆様にご連絡をお願いできますでしょうか。 何かございましたら私の携帯にご連絡お願いいたします。 私の携帯番号は090-××××-××××です。 【事前にできる準備】 ① 連絡先リストの作成 もしもの時に備えて、事前に連絡先リストを作成しておくと連絡漏れなどの防止にもなります。連絡先リストは故人様と親交が深かった方から順番にいれていきます。また、連絡リストは、すぐに連絡が必要な人と、通夜・葬儀の場所と日程が決まってから連絡する人に分けておくといいでしょう。 亡くなったことを伝える範囲は故人様のご要望もあるかと思います。ご自身で決めたい場合はエンディングノートを利用して記載しましょう。その遺志が遺族の助けとなるはずです。 ②葬儀社の選定 葬儀社は事前に選んでおくことをお勧めいたします。葬儀社によってご葬儀の内容や対応に差がありますので、信頼できる葬儀社を事前に選定しておくことで故人様とのお別れの時間を大切に過ごすことができます。

お葬式での席順は決まっている!?

お葬式での席順は決まっている!?

ご葬儀の際に席順のルールはあるのか。自分がどこに座ったらいいのか分からないという経験をしたことはありませんか? 実は席順にはルールがあります。祭壇に一番近い席が上座となり、故人様と血縁関係が深い順に座っていきます。早い時間に葬儀式場に到着したからといって、前から座らないようにしましょう。 【親族席と一般席】 葬儀会場のレイアウトは中央に祭壇へと続く通路があり、その左右に席が分かれているのが一般的となっています。祭壇に向かって右側が親族席、左側が一般席となります。 【葬儀の席にも上座と下座がある】 祭壇に向かって通路の右側が喪主、遺族、親戚などが座る親族席。左側の席は会社関係、知人友人が座る一般席となります。また、親族席と一般席ともに前列、通路側に近い位置が上座となります。 【親族席の席順】 親族席の最前列には喪主が座り、続いてご遺族が座ります。血縁関係が深い方から順番に座ることが特徴です。また、親族席では家族単位でまとまって着席することが一般的となっています。 ご遺族以外のご親族はご遺族の後ろの列から着席していきます。横並びの順番はご遺族ほど明確な決まりはありませんが、通路側の上座から故人様と血縁が深い順に座るのが基本となっています。 【一般席の席順】 一般席の上座も親族席と同様に通路側となります。中でも最前列の通路側は最上座となり、血縁関係が深い人ほど、上座に座るのが特徴ですが、世話役代表や葬儀委員長がいる場合は上座に座ってもらいます。その後ろに会社関係、知人友人と故人様との関係が深い方から順番に着席していきますが、役職などの肩書も判断基準のひとつとなります。また、目上の方が参列する場合、上座をご案内されたほうが配慮となるでしょう。 【席順に決まりがない葬儀】 故人様との関係の深い人が参列する家族葬をはじめ、自由葬などの葬儀では葬儀の流れ自体も比較的自由なことが多く、席順に関しても厳密でないことが多いです。厳密な決まりがないといっても、最前列には喪主やご遺族が座ることが一般的です。会場のレイアウトによってはそのレイアウトによって、喪主の席が決まることもあります。 ご自身がどこに座れば良いのか迷った際は、式場スタッフにお尋ねください。 【精進落としの席順】 葬儀後に参列者のおもてなしとして行う精進落としの席順は、葬儀とは反対に喪主やご遺族は下座に座ります。 最も上座となる席にはご僧侶をご案内し、ここも血縁関係が深い人ほど、上座に座り、世話役代表や葬儀委員長がいる場合は上座にご案内しましょう。その他の方に関しましては決まりはありません。 精進落としの席以外でも、通夜振る舞いや法要の席でも同じルールでご案内します。 【地域によっての違い】 地域によって席順の並び方は違いもあります。さまざまな風習やしきたりもありますので、可能であれば、ご葬儀の前に年長のご親族などに確認された方が安心です。 【小さなお子様(赤ちゃん)の席順の配慮】 ご遺族や親族の中に小さなお子様や赤ちゃんが連れで参列する人がいる際は出入口付近のお席をご用意してあげるとよいでしょう。 【まとめ】 お通夜・告別式の参列時には席順のルールがあり、一般的には祭壇に向かって右側が親族席。左側が一般席となっています。 葬儀の席順にも上座下座があり、上座は通路よりであること。また親族席の最上座は喪主の方の席となっており、一般席の場合、上座には血縁関係が深い人に座っていただきますが、世話役代表や葬儀委員長がいる場合は上座に着席していただくことが、基本となっています。 地域によってのしきたりや本家分家などでの決まり事がある場合は、事前に年長のご親族などに確認すると安心。 目上の方や小さなお子様をお連れの方も参列者などに配慮することが大切。 故人様の新たな旅立ちを大切な時間にするために、葬儀の知識を身に着けておくことが最良のマナーへとつながると思います。

知っておきたい、お通夜と告別式の違い

知っておきたい、お通夜と告別式の違い

ご葬儀は日常的にあるものではありません。だからこそ、お通夜と告別式という言葉を聞いてもきちんと理解している方は少なくないのではないでしょうか。 今回はお通夜と告別式にどのような違いがあるのかをお伝えしたいと思います。 まず、ご葬儀とは一般的に二日間にわたって行う故人様とのお別れの儀式のことをいいます。一日目に行う儀式をお通夜といい、二日目に行う儀式をご葬儀・告別式といいます。 【お通夜とは】 本来、お通夜は家族、親族、友人など、故人様と親しかった人たちが別れを惜しみ、最期の夜を過ごす儀式でした。邪霊が入ってくるのを防ぐため、線香やろうそくの火を絶やさずに夜通しで見守っていたことから、お通夜と呼ばれていたのですが、時代の変化とともに、仕事関係の方やご近所の方も参列するようになっています。 また、自宅ではなく葬儀式場などでお通夜を執り行うことが増え、防災上の理由から火を灯したままにできなくなり、現在では夜のうちに散会する形式の通夜(半通夜)が増えています。葬儀社によっては遺族控室がご用意されておらず、仮眠ができる場所がないこと、または仮眠をとる場所が綺麗ではないということも要因の一つであると考えられています。 セレモニーの遺族控室 セレモニー浦和ホール遺族控室1 セレモニー浦和ホール遺族控室2 【お通夜の流れ】 お通夜の流れは地域や宗旨宗派によって違いもあります。 一般的にはご親族はお通夜が始まる1時間ほど前を目安に集まり、弔問客や僧侶に先駆けて葬儀式場に入ります。儀式がはじまり僧侶の読経、焼香が行われた後、僧侶の法話という流れが一般的です。僧侶が退場したら、喪主から参列者に挨拶をし、通夜振る舞いの席へ案内があります。 通夜振る舞いは僧侶や参列者にお礼の気持ちを込めておもてなしするとともに、故人様を偲ぶ目的でもあります。通夜振る舞いではお料理やお飲み物が用意されていますが、お通夜の本来の意味を考慮し、あまり長居しないようにすることがマナーとなっています。 開式の時間は一般的に18時~19時が主流となっており、規模にもよりますが、儀式は一時間程になります。通夜振る舞いも1時間~1時間半が一般的となっていますので、閉式まで2時間~2時間半と考えられています。 【告別式とは】 現在では葬儀・告別式として区別がなく、一連の流れで行われるのが一般的となっています。 しかし、本来は葬儀式と告別式のふたつの儀式からなります。 葬儀式は故人様のご冥福を祈り、ご家族やご親族などの近親者が行う宗教的な儀式であるのに対し、告別式は会社関係者、友人、知人、近所の方など故人様と親交あった方が、最期の別れを告げる儀式となります。 本来であれば、葬儀式と告別式を別々に行うことが正式ですが、近年では両方の儀式を合わせて執り行うのが一般的になっており、二つの儀式を合わせて告別式と呼ぶようになってきています。 【お通夜と告別式どちらに参加すべき】 ご葬儀に参列され経験がない方は、お通夜と告別式のどちらに参加すべきなのか迷う人も多いかもしれません。もしくは迷った経験がある方が多いのではないでしょうか。 お通夜は故人様と親交の深かった方々がお別れを偲ぶ場であり、一般の弔問客は告別式に参加して故人様に別れを告げるというのが本来の在り方でした。 しかし、ご葬儀も時代の流れによって変化しており、一般の弔問客は仕事などの都合から日中に行われる告別式ではなく、夕方以降に執り行われるお通夜に参列する方が増えています。 本来であれば、故人様と親しい間柄の方はお通夜と告別式に参加します。会社関係者、友人、知人、近所の方などは告別式に参列することが望ましいのですが、日中の都合はつかない場合にはお通夜に参列してもかまいません。

故人様とのお別れを大切な時間にするのは葬儀社選びが重要

故人様とのお別れを大切な時間にするのは葬儀社選びが重要

ご葬儀は故人様との最後のお別れをする大切な儀式です。やり直しのきかない儀式だからこそ、ご葬儀を執り行ってから後悔しないように、今回は葬儀社選びのポイントをお伝えしたいと思います。 【葬儀社について】 葬儀社とはご葬儀を執り行う会社を指します。葬祭業社、葬儀屋とも呼ばれています。 ■葬祭業は許認可事業ではありません 葬祭業が許認可事業ではないと聞いて驚いた方もいるかもしれません。許認可事業ではないため、誰でも事業を起こすことができるといえます。そのため、設備や商品ラインナップだけでなく、サービスのレベルには大きな格差があります。 もちろん、大手だからサービスが優れているということは一概に言い切れませんが、故人様を大切にしないような対応や携帯電話ひとつで仕事をしている業者の方も実際に存在しています。 【葬儀社選びのポイント】 ポイント①[事前見積] いくつかの葬儀社に見積もりをだしてもらいましょう。 複数の葬儀社の見積もりを比較することで、どこの葬儀社が希望のご葬儀を執り行うことが出来るのか判断材料のひとつになるはずです。 この時にどのようなご葬儀にしたいのかをきちんと伝えることが重要です。 ポイント②[葬祭ディレクター] 経験豊富なスタッフが在籍しているのか。 一生に一度の厳粛な儀式、やり直しのきかない儀式だからこそ、信頼できる経験豊富なスタッフに頼みたいものだと思います。慣れないご葬儀の不安を払拭できるように、ご要望を親身になって聞き、ご遺族の心をくみ、提案してもらうという対応も葬祭ディレクターがいれば安心です。 ※葬祭ディレクターについてはこちら 葬祭業は究極のサービス業です。だからこそ、応対が雑な葬儀社には良いサービスは期待できません。電話の対応の仕方や言葉遣い、身だしなみもその一つであります。大切な儀式を執り行う業種であるからこそ、当然のことを当たり前にできていなくてはなりません。 ポイント③[見積総額表示] 葬儀費用にどのような内容が含まれているのか確認しましょう。 葬儀費用だけで判断するのはトラブルの元になります。葬儀社によって葬儀費用は変わってきます。見積りが安いからこの葬儀社に決めてしまおうというのは後悔することになりかねません。 「安い」という判断だけではなく、どのような内容が含まれているのか、過不足がないかなど、きちんと確認することが重要になります。優良な葬儀社はお客様のご要望を踏まえて総額を算出し、ご予算との調整を行っていきます。 ポイント④[広告のウソ] 悪徳葬儀社を見分け方。 格安や追加料金一切なしを謳っている葬儀社には気を付けましょう。 格安に関しては先述にしてあるように、葬儀社のセットプランやサービス内容によって変わってきますので、見積もりを確認することが必要です。追加料金一切不要の謳い文句には気を付けてください。 消費者庁より「追加料金一切不要」と広告で謳っていた葬儀社に措置命令が出されています。実際には、霊柩車の搬送距離や葬儀まで遺体を安置する期間などによって追加の費用が発生し、追加料金として10万円以上を支払った契約者もいたといわれています。 その他にも「葬儀一式◯万円。全国どこでも対応」など、目を引くキャッチフレーズにも気を付けましょう。ネット広告を見て葬儀を依頼したところ、「多額な追加料金を請求された」「価格やサービス内容について十分な説明がなかった」などの苦情が国民生活センターに数多く寄せられています。ご葬儀をお任せいただく会社として、お客様のご希望を聞かずして、「葬儀費用一式〇万円」と言い切ることできません。葬儀の費用はお客様のご要望によって違ってきます。葬儀の内容とご予算を調整していくのが葬儀社としての使命でもあります。 広告以外でも見積書に料理や返礼品の費用が記載されていない葬儀社も要注意です。料理や返礼品の費用も実費となる費用ですので、記載されていない場合は追加で請求されてしまう場合があります。

年中行事なのに、知っているようで知らない、お盆って?

年中行事なのに、知っているようで知らない、お盆って?

社会人になると、ほとんどの企業や組織がこの期間を「お盆休み」として、その休みを利用して実家へ帰郷したりする人も多いのではないでしょうか。そもそも、お盆って? 子供の頃、祖父や両親に「お盆ってなに?」と質問した人は多いと思います。逆に、お子様やお孫様にお盆の意味を求められたらちゃんと答えられるのか?日本人なら誰もが知ってる「お盆」。ちゃんと知って、お子様やお孫様に由来など話せたらかっこよくありませんか? お盆の成り立ち お盆は仏教の「盂蘭盆(うらぼん)」と「先祖祭り」の風習が融合したものです。 「盂蘭盆経」にもとづく盂蘭盆は、古代インドの文学語、サンスクリット語の「ウランバーナ」が語源で「倒懸(とうけん)」のことです。倒懸とは逆さ吊りの苦しみをさします。 逆さづりの苦しみ?お盆との繋がりがあるのかに思いますが、ちゃんと意味があります。 地獄に落ちて逆さ吊りにされていた、お釈迦様の弟子である目連の母でした。母の苦しみを救うためにはどうすれば良いかと問う目連に、お釈迦様は「すべての僧に供養してもらうように」と諭したといいます。目連はお釈迦様の教えの通り行い、母親は地獄から浮かび上がり、歓喜の舞を踊りながら昇天したと言われてます。 一方日本では、八月半ばになると、一族が集まり、先祖に収穫した食べ物を供える風習が古くからあり、それが仏教の盂蘭盆と融合した。簡単にまとめると、お釈迦さまが説いた教えに日本にもともとあった先祖を大切にする風習が組み合わされて、先祖を供養する行事として「お盆」となりました。 こうしたお盆の行事は、日本独自のもので、仏教発祥の地であるインド、中国では見られないと言われてます。 ちなみに、日本で最初にお盆を行ったのは、今から約1400年前の飛鳥時代に推古天皇と伝えられています。 地域によって違う?お盆はいつから? お盆は、地域によって時期が異なることをご存じでしょうか。 7月のお盆を新盆、8月のお盆を旧盆ともいいますが、元々は7月に行われていました。 明治以降、新暦(太陽暦)が国際基準化を目的として導入された結果、明治5年12月3日だったのが、突如として明治6年1月1日に変わりました。 この約1ヶ月のずれによって7月のお盆もまた、8月にずれました。 日本の各行事は約1ヶ月遅れとなり、旧暦の7月15日に行われていたお盆は、新暦の8月15日に行われるようになりました。 ではなぜ、お盆は7月と8月に行う地域があるのか? それには諸説あり、当時の明治政府によって、新暦の7月にお盆をするようにという圧力があったことです。 この新暦7月のお盆が定着しなかった理由に、農作業に支障をきたす理由と言う説があります。新暦の7月が農作業で忙しい農繁期の時期に重なったため、お盆を1ヶ月遅らせて「月遅れのお盆」とすることで、お盆の行事をゆっくりできるようにしたうそうです。 7月にお盆が行われる地域は、東京都、神奈川県、埼玉県他にも北海道や石川県、静岡県などの一部の地域で行われていますが、全国的に8月に行われることが一般的になっています。 また、新暦が導入される前の旧暦盆を守り続けている地域もあるようです。 記載したことをまとめると、明治以降、新暦が導入され、これが定着したことにより、8月のお盆が生まれましたが、以下のように3つの時期に分かれていきました。 ■7月13日~15日 旧暦の月日がそのまま新暦に残る ■8月20日前後(旧盆) 旧暦7月15日が新暦でいう8月20日前後のため。 ■8月13日~15日(月遅れの盆) 新暦が導入された頃の明治初期、日本国民の多くが農業に従事しており、新暦7月15日は農作業の忙しい時期に重なったため、お盆を1ヶ月遅らせて「月遅れのお盆」とすることで、お盆の行事をゆっくりできるようにしたものです。 今回はお盆の成り立ちや、お盆の時期についてお話しました。お盆とはどういうものなのかをお子さんやお孫さんに伝え、お盆を迎えてみるのはいかがでしょうか。お盆の迎え方、過ごし方がこれまでとは変わるかもしれません。

葬儀の特徴

葬儀の特徴

クリスマスにはプレゼント交換をし、お正月には神社で初詣をし、お盆には墓参りをする。 普段、何気なく日常生活に取り入れてる、これらの行事は、仏教、神道、キリスト教です。 宗教を意識して生活する人は、日本では少ないのではないでしょうか? はじめて宗教と向き合うのが、身内の葬儀でしたと言う人は多いと思います。 そして、日本のご葬儀は仏式で行われることが多いのですが、仏式といっても宗派によって教えも異なり、お経もそれぞれです。また、宗派がわからないと、仏壇の購入もままなりません。葬儀にかかわる人から「どちらの宗派ですか?」と聞かれ、あたり前のように答えられたら、頼もしいですよね? 仏教 インドで生まれた仏教は日本に500年中頃に伝わりました。 昔、お札にもなっていて、有名な聖徳太子が天皇を補佐する摂政になってから、仏教が日本に広まったと言われています。 聖徳太子は法隆寺を建立し、仏教を日本に広めました。 聖武天皇が国を守るために「諸国に国分寺・国分尼寺を建立せよ」との命令を出したことで、お寺が全国に建立されました。 現在でも全国に「国分寺」の地名がその名残をとどめています。 平安時代になると、最澄が開いた天台宗、空海が開いた真言宗が生まれています。 鎌倉時代では親鸞聖人や日蓮聖人など多くの宗祖があらわれ、いくつもの宗派が誕生しました。 現在、日本にさまざまな宗派があるのはこのためで、十三宗五十六派あるといわれていますが、それぞれ、葬儀にも特徴があります。 そのなかでも、おもな宗派を紹介しましょう。 浄土真宗 浄土真宗では亡くなるとすぐに南無阿弥陀仏によって極楽浄土に導かれ、仏になると考えられています。 「阿弥陀様が救って下さる」と信じることで往生できる。 他の宗派と大きく違うのは葬儀は「死者への供養として行われるのではない」というところです。死と同時に阿弥陀如来によって極楽浄土に迎えられているため、成仏を祈る必要がないと考えられています。 つまり、対象は死者ではなく、阿弥陀如来になります。よって、浄土真宗の葬儀では、他の宗派にある「引導」や「授戒」がありません。 引導とは、葬儀の際に僧侶が棺の前で経文を唱える作法のことで、死者が悟りを得て成仏できるよう行うものです。授戒とは、仏門に入るものに仏弟子としての戒を授けることをいいます。 浄土宗 浄土宗のご葬儀の特徴としては、僧侶とともに、故人に代わって参列者が念仏を唱える ことです。「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)・・・」と10回から一定時間唱えることで、故人が阿弥陀如来の救いを得る助けをするという意味を持ちます。 浄土宗の葬儀は、故人様を阿弥陀さまの極楽浄土にお送りするための儀式とも言えますので、そうした意味を踏まえて、葬儀に参列するようにしましょう。 日蓮宗 「南無妙法蓮華経」のお題目を繰り返し唱えることによって法華経への信心の深さを示すことができ、死後には「霊山浄土(りょうぜんじょうど)で釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)にお会いし、成仏することができる」というのが、日蓮宗の教えです。 日蓮宗の葬儀では「南無妙法蓮華経」というお題目を唱えることが重要で、葬儀の最中にも唱えられます。 ご葬儀の場でお題目を唱えることによって「故人の生前の信心深さを讃え、故人が無事に霊山浄土に辿り着き成仏する」手助けができるため、功徳を積むことになり修行が進むとされています。 神式 神式の葬儀とは、神道の葬儀を指します。「神葬式(しんそうしき)」「神葬祭(しんそうさい)」とも呼ばれ、もっとも大きな特徴は、「榊(さかき)を使うこと」「亡くなった方は、今後家を守るための神様となること」です。仏教と似たところもありますが、さまざまな点で異なるため、混同しないように注意が必要とされます。 神式の葬儀においては、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」が行われます。 また、数珠は使いません。装いは一般的な葬儀と同じですが、言葉使いなどに関しては仏教のときとは異なる言い回しをとることもあります。 キリスト教式 キリスト教には「カトリック」と「プロテスタント」があります。 それぞれに葬儀の流れが異なりますので、注意する必要があります。 カトリック カトリックの考えでは、故人は神に委ねられ、キリストの再臨と死者の復活が願われます。葬儀は故人が所属していた教会で行われ、葬儀と告別式を別に行います。 プロテスタント プロテスタントの考えでは、故人は神のもとで安らかになるという思いがあるため、祈りは神のためにおこないます。 そのため、葬儀も神への「感謝」と遺族への「慰め」という意味合いがあります。カトリックとは違い、葬儀と告別式は分けずに行われます。 宗派を調べるには? ・両親に聞く ・父方や母方の祖父母に聞く ・親戚に聞く ・お寺に聞く 一度、宗派を調べることをおすすめします。

家族葬の注意点・考えておきたい5つのポイント

家族葬の注意点・考えておきたい5つのポイント

家族葬という言葉は家族、親戚、親しい友人を中心とした少人数でのご葬儀の総称として用いられているようですが、明確な定義はありません。 家族葬の式の流れや必要なことは一般的な葬儀とほとんどかわりませんが、ご参列いただいた方へのご挨拶やおもてなし等の負担が軽減される分、皆様で故人様への想いや思い出を語り合いながらゆっくりとお別れをすることができます。 親しい方々で行われる家族葬だからこそ、宗教者をお願いせずにお別れ会を希望されたり、通夜を行わずに告別式だけでお別れをしたり比較的自由な形式を選択することもできます。 しかし、家族葬という言葉の印象から「家族だけで行う葬儀」とだけ解釈してご葬儀を行うと、本来お知らせするべき方や関係先に礼を逸することになってしまうことがあります。 人それぞれの人生の歩みはすべて違います。 思わぬ事態を起こさないように充分な配慮が必要です。 家族葬の注意点・考えておきたい5つのポイント <ポイント1> 「どうしてお葬式に呼んでくれなかったの!」 後々に苦労しないようにお知らせする範囲をしっかりと検討しましょう。 ご葬儀を家族だけで済ませた後に、お知らせしなかったご親戚や親しい方から「どうして呼んでくれなかったの」「早く知らせてほしかった」「親しくしていたのにお別れができなかった」等のお声が寄せられること、角が立つような事態に発展してしまうこともあります。 ご葬儀はやり直しができない大切な儀式です。家族葬を執り行う場合は故人様の社会的な立場やお付き合いを考慮して、お知らせすべき方をしっかりと事前に検討することが大切です。 お知らせすべきか迷われた方には、お知らせするようお勧めしています。 <ポイント2>お知らせしなかった方への対応をきちんと行いましょう。 家族葬でご葬儀を行い、お知らせをしなかった方へのご報告は49日法要の後、ご納骨の後、年末の喪中はがきでお知らせするなど、家族葬を行った時期やお知らせする方との関係などを考慮して行います。 家族葬の場合、先方が訃報をお知りになった時点で、お線香を手向けにご自宅へ弔問におみえになる方、お墓参りをお申し出になる方等が予想されます。一般的なご葬儀よりも多くなりがちですが、故人様を偲んでのお気持ちにはできるだけお応えしたいものです。 お香典をいただいた際は、準備しておいた香典返しをお渡しし、ご準備がない場合は、後日お送りします。 <ポイント3>家族葬は一般的なご葬儀より費用負担が多くなることがあります。 ご葬儀には様々な費用がかかります。祭壇やお棺などのご葬儀を執り行う際に必要な基本的な準備、通夜振る舞いや精進落とし、返礼品などの飲食接待費用、仏式を例にすると寺院への謝礼(布施)などがあります。 ご葬儀に参列する際に用意するお香典は、葬儀費用を出し合う相互扶助の目的もあるとされてきました。 家族葬として参列者を限定した際には受け取るお香典の総額が少なくなります。 結果、家族葬は一般的なご葬儀よりも施主様がご負担になる葬儀費用が多くなる場合がありますので注意が必要です。 <ポイント4>葬儀式場と安置場所を事前に検討、確認しておきましょう。 大きな悲しみのなか準備をしなければならないことに家族葬もかわりはありません。 心身ともにお疲れになられることでしょう。遠方からお見えになる方もおられます。 公共交通機関から近い葬儀式場を事前に見学しておかれると安心です。 併せて、もしもの時に故人様をご安置する場所を決めておくことも大切です。 ご自宅以外を予定される場合は、安置先の設備や管理状況を確認しておく必要があります。 清潔で安全な施設であること、家族葬までの間に故人様との対面が可能かどうか、スタッフの対応はどうかなど、大切な故人様を安心して預けることができる施設であるかは重要なポイントです。 いざというときに慌ててしまって、自宅から近いというだけで葬儀式場を選び、後々に後悔しないために事前に確認しておかれることをお勧めいたします。 <ポイント5>故人様へのあたたかな想いを「家族葬」として伝えてください。 家族葬を選択される多くの方が、故人様が愛した思い出の品や趣味の作品、アルバムなどをお持ちになり、葬儀式場の一角に展示させていただいております。 故人様の愛用していたお洋服や帽子、お孫さんから故人様にあてたお手紙や寄せ書きなど、ご出棺前のお別れ式(お花入れ)の際、お棺にご一緒にお入れになっていただくこともあります。 家族葬は親しい方が故人を想い、語らう時間を共有できるご葬儀です。 皆様の故人様へのあたたかな想いが伝わりますように、心を添えてお手伝いさせていただきます。

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お布施って何?お布施の相場はいくらなの?いつどこで誰に渡せばいいの?

お布施って何?お布施の相場はいくらなの?いつどこで誰に渡せばいいの?

仏式でお葬式を行うとき、僧侶を呼び読経していただいたり、戒名をつけていただいたりします。その時、お布施が必要になります。このお布施とはどのようなものなのでしょうか?また、お布施として包む金額や渡し方のマナーについて説明していきます。 お布施って何? お布施の相場はいくらなの? いつ、どこで誰に渡せばいいの? お布施とは? お布施とは葬儀や法事などの宗教的儀式のとき、僧侶に供養してもらった場合にそのお礼として渡す謝礼のことをいいます。 葬儀や法事にかかる費用のことではなく、寄付とか感謝の「気持ち」を金銭(場合によっては物品)で表わしたものになります。 ですから、費用に対する対価というわけではないので決まった金額はないのです。 葬儀のお布施の金額は? お布施の金額が決まっていないといっても、葬儀に僧侶を呼び読経していただいたり、戒名を書いていただいたりした場合はお布施が必要になります。どのくらいの金額を包むのが常識的なのでしょうか? お寺によっては、お布施の金額をはっきりと指定してくるところもありますが、「お気持ちで」と言われることが少なくないので、困ってしまいますよね。そういうときは、葬儀を依頼した葬儀社に尋ねたり、僧侶に「みなさんは、どのくらいのお布施を包むことが多いですか?」と聞けば、教えてくれることもあるので、その言われた金額を参考にするのもいいと思います。 お布施の表書きの書き方はどうすればいいの? お布施の表書きは、奉書紙に「お布施」「御布施」と書き、下のほうに「喪主の名前」もしくは「○○家」と書きます。 葬儀のときの香典の表書きは「薄墨」を使う場合もありますが、お布施の場合は普通に濃い墨で書きます。 また市販の「お布施」の封筒を利用しても問題ありません。 お布施に水引は必要ないといわれますが、地域や金額によって使用することがあります。 お布施を「誰に」「いつ」「どうやって」渡すの? 誰に? 葬儀の費用は葬儀社に支払いますが、お布施は僧侶に直接渡しましょう。 いつ? 葬儀がはじまる前もしくは、葬儀が終わった後に渡すのが一般的です。その際、「本日はよろしくお願いいたします」「本日はありがとうございました」など、感謝の言葉を添えるとよいでしょう。 どうやって? お布施は、直接手渡しではなく、袱紗や切手盆にのせ僧侶に渡します。 葬儀の香典は「新札を使わないで包む」といわれることがありますが、お布施に関しては、特に決まりはありませんので、旧札・新札どちらを包んでも大丈夫です。 領収書が欲しいのですが… 宗教法人であるお寺がもらうお布施などは非課税のため、本来なら領収書を発行する必要がありません。 一方、遺産相続のとき、葬儀にかかった費用は控除対象になるので領収書が必要になります。 この場合、お寺に「お布施の領収書をください」と言い出しづらいですが、言えば発行してくださるお寺もありますので、遠慮せずお願いするのがいいでしょう。 他の宗教にもお布施はあるの? お布施という言葉はもともと仏教の用語のことをいいます。だからといって、仏教ではないからとお布施は必要ないわけではありません。言葉は違いますが、供養の祈りを捧げていただいたお礼として、以下のような表書きの謝礼を渡します。 キリスト教では、「献金」「御礼」と表書きをし、神父さん、牧師さんに渡します。 神道では「御祭祀料」「御榊料」「御礼」「御食事料」と表書きをし、神官に渡します。 包む金額に悩んだら、古くからいる教会の信徒さんや氏子さんたちに尋ねるのも良いでしょう。 まとめ お布施は、なかなか人に聞きづらいことのひとつです。 地域の慣習や風習、宗派によってもずいぶんと違いますが、わからないことは、葬儀社に一度、相談すると良いでしょう。

お通夜の開始時間とはいつなのでしょう?親族や会葬者の到着時間について

お通夜の開始時間とはいつなのでしょう?親族や会葬者の到着時間について

急な訃報を受けてお通夜に駆け付けることになった時、何時頃に到着したらよいのか迷うこともあるかもしれません。 ここではお通夜の開始時間から、遺族親族側が会場に到着する時間、弔問客側が会場に到着する時間まで詳しく説明していきます。 お通夜の開始時間とはいつなのでしょう? 親族や会葬者の到着時間についても解説いたします。 お通夜の開始時間は? お通夜の開始は一般的に17時頃から19時です。 受付の開始時間はお通夜が開始する30分~1時間ほど前になることが多いでしょう。 親族の到着時間は? では喪主側である遺族や親族は会場に何分前に到着していればいいのでしょう? 先ほども述べたようにお通夜の開始は17時頃から19時、儀式だけなら所要の時間は1時間ほどが一般的なお通夜になります。ですから親族の方は通夜式の始まる1時間ほど前には会場に到着して控室で待機するのが望ましいでしょう。ただし会葬者の人数によって焼香にかかる時間が変わりますから、終了時間は前後することもあります。 会葬者の到着時間は? 原則として通夜が行われている時間内であれば、いつ会場に到着しても問題はありません。ですが一般的には会葬者はお通夜の始まる15分ほど前には集まることが多いでしょう。 仕事先からお通夜の会場に駆け付けるなど、やむをえない理由で開始時間に間に合わないという場合は仕方ないのですが、30分程度の遅れなら焼香に間に合います。多少の遅刻をしてもお通夜に来ることで、ご遺族の方も「忙しい中を駆け付けて来てくれたのだ」と感じられるかもしれません。 とは言えできるだけ時間に余裕をもって、会場に出かけるようにするのが良いでしょう。 また、あまりに到着時間が早すぎると会場の準備が整っていない場合もあります。 早めに向かうとしてもお通夜の開始時刻の15分前くらいが目安と思ってください。 お通夜に遅刻 仕事や電車の遅延など、時間内に通夜に間に合わない場合でも、ご遺族からみれば、忙しい中、故人の為に駆けつけてくれたわけですから、失礼なことはないでしょう。 通夜に遅れたので、行きません。なんてことは、後悔につながります。 故人様ときちんと会ってお別れすることは、こころのグリーフケアにもつながります。 通夜会場へ向かう途中、どうしても、心配ならば斎場へ、連絡するのもよいでしょう。 駅から遠い葬儀式場は、会葬者様に対しても負担となる場合もあります。そういった目線から、駅から近い葬儀式場を会場として選ばれる方も、少なくありません。 お通夜のあとには通夜振る舞いがあります 通夜の後には通夜振る舞いが行われます。故人様とともにするこの世での最後の食事という意味合いのほかに、弔問客に対して感謝の気持ちを込めた飲食の接待ですから、よほどのことがない限りはひと口でも箸をつけるのがマナーです。 故人様を偲ぶという点からも出席したい通夜振る舞いですが、どうしてもやむをえない理由で辞意をする際は、そっと失礼をします。 また途中で退席するものなので、退席をするときは両隣の方に「お先に失礼します」と挨拶します。 通夜振る舞いの席ではお酒を飲んでも良いのでしょうか? 通夜振る舞いの席ではお酒がふるまわれます。飲める人は飲んでも構いませんが、あくまで故人様を偲び思い出話をしながら食事をする場であります。 宴会ではありませんから、決して大声で騒いだり故人様と関係のない話で盛り上がったり、プライベートなことに踏み入ったりすることは控えましょう。 大切な方を亡くされたばかりのご遺族様のお気持ちに、寄り添った行動を心がけたいものです。

お通夜の正しい服装を事前に確認しよう

お通夜の正しい服装を事前に確認しよう

訃報は突然やってくるものです。お通夜に参列する際の正しい服装、持ち物、マナーに迷ってしまう経験はありませんか。正しいと思っていた服装や立ち振る舞いが実はマナー違反だったとしたら…ご葬儀は厳粛な儀式の場です。だからこそ、誰もが故人様やご遺族に対して失礼のないよう、正しいマナーや知識をもって参列したいものだと思います。 今回はお通夜の正しい服装とマナーについて解説していきます。 【お通夜に参列する際の正しい服装とは】 お通夜では喪服を着用することが最近では、一般的となっています。 喪服とは本来、「喪に服している」という意味があります。弔問客は故人様を偲ぶために正装するという意味で喪服を着用するのがマナーとなります。 ■男性の服装・身だしなみ 男性の服装は一般的に略式礼服であるブラックスーツ・ブラックフォーマルになります。スーツ以外に身に着けるものとしては、白いワイシャツに黒いネクタイ、黒いベルト、黒い靴下、光沢のない黒靴といったようにワイシャツ以外は黒で整えます。また、時計は光沢のあるデザインや、派手なものは避けるようにしてください。 ・喪服(ブラックスーツ・ブラックフォーマル) 生地は黒で光沢素材ではないものにしましょう。上着はシングル・ダブルどちらでも問題ありませんが、パンツは裾がシングルなものを着用しましょう。 ・ワイシャツ 白無地のレギュラーカラーを選び、色柄ものやボタンダウンのものは避けてください。 ・ネクタイ 黒無地のシンプルなデザインのものにしましょう。 ・ベルト 黒無地のシンプルなデザインのものにしましょう。派手な素材のものや、大きく目立つバックルのものは避けるようにしてください。 ・靴下 黒無地のものにしましょう。 ・靴 紐で結ぶタイプの黒い革靴を選びましょう。素材はエナメルやスエード素材のものは避けてください。 ・髪型 髪はきちんと整え、清潔感のあるようにしていきましょう。前髪は目にかからないようにし、長髪の場合は髪をひとつにまとめましょう。 ※季節が夏の場合でも上着を脱がいないのがマナーです。季節が冬の場合はコートを着用していってもいいのですが、葬儀式場に到着した際に受付に預け、式中は着用しないようにしましょう。 ■女性の服装・身だしなみ 女性の服装は一般的に略式礼服であるブラックスーツ・ブラックフォーマルになります。女性の喪服は男性とは違い、ワンピースやアンサンブルを選ぶことができます。ストッキングや靴は黒のものを選びましょう。また、アクセサリーは真珠のものが定番となっています。 ・喪服(ブラックスーツ・ブラックフォーマル) 生地は黒で光沢素材ではないものにしましょう。パンツスタイル、ワンピース、アンサンブルから選ぶことができます。トップスの裾丈は長袖から五分丈、スカート丈は膝からふくらはぎ丈が上品に見え好ましいでしょう。 ・ストッキング 黒色の薄手ストッキングを選びましょう。厚手もの、柄物など派手なものは避けるようにしてください。 ・靴 靴は黒のシンプルなパンプスを選びましょう。素材は革のもの、もしくは布のものを選びましょう。エナメル素材のものや、ハイヒール、ミュールやサンダルは避けるようにしてください。 ・バッグ 光沢や飾りのないシンプルな黒の布製のものを選びましょう。サイズは袱紗や数珠が入る大きさのものが好ましいです。荷物が多い場合はサブのバッグを用意しましょう。式中は受付に預けておきましょう。 ■学生や子供の服装・身だしなみ ・学生の場合 喪服の代わりに通っている学校の制服を着用していきましょう。学生服が正装とされているので制服の色やデザインは気にされなくて構いませんが、きちんと校則にしたがった着こなしをしましょう。 ・小学生や幼稚園・保育園児の場合 制服がある場合は制服を着用してください(帽子などは必要ありません)。 制服がない場合は、黒や紺、グレーなとのブレザーやジャケットを着用します。または、カーディガンやベストでもいいでしょう。それらがない場合は白無地のシャツやブラウスなどに暗めのパンツやスカートを着用し、フォーマルな印象を与えるようにしましょう。 靴は革靴がれば最良の選択となりますが、ない場合は綺麗な靴をはいていきましょう。

もしもの時の訃報通知はどのように行うの?

もしもの時の訃報通知はどのように行うの?

大切な方が亡くなり、悲しみにくれる中で慣れない準備や行わなくてはならないことの多さに戸惑ってしまう方が多いかと思います。 しかし、ご逝去からお通夜までの時間の余裕がありません。まず、最初にやらなくてはならないことは、親しい人やお世話になった方へ家族の訃報を伝えることになります。では、どのような手順・手段でお伝えすればいいのかを今回はご紹介していきたいと思います。 【訃報】 訃報とは、ご逝去のお知らせを親戚や友人、会社関係の方、葬儀社などにご連絡することをいいます。 【訃報を伝えるタイミング】 訃報は亡くなってからすぐにお伝えする方とお通夜・告別式が決まってから伝える方がいます。 訃報は亡くなったことを伝えることが目的ですが、その際にお通夜とご葬儀についての連絡もしなくてはなりません。この時に重要となるのが、「何を伝えるのか」ということになります。家族の『どなたが亡くなったのか』『連絡者と故人様の関係』『亡くなった日時』『喪主の名前』『喪主または責任者の連絡先』を簡潔に知らせます。また、『お通夜と告別式の日時と場所』が決まっていない場合は、「詳細は後程連絡します」と添えれば良いでしょう。 必要に応じて、『葬儀の形式や宗派』などを伝えるのもいいでしょう。 ■亡くなってすぐに伝えなければいけない方 ご家族、親族、葬儀社、寺院(菩提寺) ■お通夜・告別式が決まってから伝える方 故人様の関係者、ご遺族の関係者 【伝える手段】 訃報の連絡は電話で伝えることが基本です。ご家族や親族、親しい友人、菩提寺には電話でお伝えし、会社関係、学校関係、自治会、町内会などには上司や担任の教師、各団体の責任者に電話で連絡し、それぞれに伝えていってもらうといいでしょう。 【訃報を伝える相手と順番】 ご家族が亡くなった際に、訃報をお伝えするのは冷静ではいられない状況の中で行うものになりますので、事前にどのような手順で伝えていくのかを知っていることが大切になります。 ① 親族 はじめに訃報を伝えるのは家族や近親者になります。遠方に住んでいる親戚の方は日程の調整が必要になると思いますので、早めに連絡するようにします。 ② 葬儀社や寺院(菩提寺) 親族への連絡が済みましたら、葬儀の日取りなどを決めなくてはなりませんので、葬儀社への連絡が必要となります。また、菩提寺がある方はご僧侶にお経を読んでいただく関係もありますので、菩提寺への連絡をいれ日取りを決めます。 ③ 故人様の関係者(友人、知人など) 故人様の友人や知人の方など、故人様と親交が深かった方に連絡します。 ④ 勤務先(通学先) 故人様が勤務していた会社や通学していた学校になどに連絡します。 ⑤ 自分の会社や子供の通学先 忌引きの手続きの関係もありますので、ご葬儀の詳細が決まった時点で連絡します。直属の上司や担任教師に故人様の訃報を伝えます。 ⑥ 近所の方や自治体、町内会など 近所の方々や各自治体、町内会の責任者の方に電話で連絡をします。責任者の方から、それぞれに伝えてもらいます。 ■家族・親族への連絡例 ○○○○の長男の○○です。 今朝、父の○○が病院で亡くなりました。 いま、病院におりますが、これから父を自宅に連れて帰ります。 通夜・葬儀の日程は、決まり次第追ってご連絡いたします。 何かございましたら、私の携帯にご連絡お願いいたします。 私の携帯番号は090-××××-××××です。 ■友人・知人への連絡例 ○○○○の長男の○○と申します。 突然のご連絡申し訳ございません。 父の○○が○月○日の早朝に病院で亡くなりました。 生前は大変お世話になりました。 つきましては、通夜を○月○日午後6時から、告別式を翌日の午前11時から、 ○○市○○区にある○○葬儀式場で行います。 喪主は母の○○がつとめます。 ご連絡をいただく際は、私の携帯にご連絡お願いいたします。 私の携帯番号は090-××××-××××です。 ■会社(故人の勤務先)への連絡例 お世話になっております。営業部○○○○の長男の○○です。 父の○○が○月○日の早朝に病院で亡くなりました。 つきましては、通夜を○月○日午後6時から、告別式を翌日の午前11時から、○○市○○区にある○○葬儀式場で行います。 喪主は母の○○がつとめます。 お手数をおかけしますが、関係者の皆様にご連絡をお願いできますでしょうか。 何かございましたら私の携帯にご連絡お願いいたします。 私の携帯番号は090-××××-××××です。 【事前にできる準備】 ① 連絡先リストの作成 もしもの時に備えて、事前に連絡先リストを作成しておくと連絡漏れなどの防止にもなります。連絡先リストは故人様と親交が深かった方から順番にいれていきます。また、連絡リストは、すぐに連絡が必要な人と、通夜・葬儀の場所と日程が決まってから連絡する人に分けておくといいでしょう。 亡くなったことを伝える範囲は故人様のご要望もあるかと思います。ご自身で決めたい場合はエンディングノートを利用して記載しましょう。その遺志が遺族の助けとなるはずです。 ②葬儀社の選定 葬儀社は事前に選んでおくことをお勧めいたします。葬儀社によってご葬儀の内容や対応に差がありますので、信頼できる葬儀社を事前に選定しておくことで故人様とのお別れの時間を大切に過ごすことができます。

お葬式での席順は決まっている!?

お葬式での席順は決まっている!?

ご葬儀の際に席順のルールはあるのか。自分がどこに座ったらいいのか分からないという経験をしたことはありませんか? 実は席順にはルールがあります。祭壇に一番近い席が上座となり、故人様と血縁関係が深い順に座っていきます。早い時間に葬儀式場に到着したからといって、前から座らないようにしましょう。 【親族席と一般席】 葬儀会場のレイアウトは中央に祭壇へと続く通路があり、その左右に席が分かれているのが一般的となっています。祭壇に向かって右側が親族席、左側が一般席となります。 【葬儀の席にも上座と下座がある】 祭壇に向かって通路の右側が喪主、遺族、親戚などが座る親族席。左側の席は会社関係、知人友人が座る一般席となります。また、親族席と一般席ともに前列、通路側に近い位置が上座となります。 【親族席の席順】 親族席の最前列には喪主が座り、続いてご遺族が座ります。血縁関係が深い方から順番に座ることが特徴です。また、親族席では家族単位でまとまって着席することが一般的となっています。 ご遺族以外のご親族はご遺族の後ろの列から着席していきます。横並びの順番はご遺族ほど明確な決まりはありませんが、通路側の上座から故人様と血縁が深い順に座るのが基本となっています。 【一般席の席順】 一般席の上座も親族席と同様に通路側となります。中でも最前列の通路側は最上座となり、血縁関係が深い人ほど、上座に座るのが特徴ですが、世話役代表や葬儀委員長がいる場合は上座に座ってもらいます。その後ろに会社関係、知人友人と故人様との関係が深い方から順番に着席していきますが、役職などの肩書も判断基準のひとつとなります。また、目上の方が参列する場合、上座をご案内されたほうが配慮となるでしょう。 【席順に決まりがない葬儀】 故人様との関係の深い人が参列する家族葬をはじめ、自由葬などの葬儀では葬儀の流れ自体も比較的自由なことが多く、席順に関しても厳密でないことが多いです。厳密な決まりがないといっても、最前列には喪主やご遺族が座ることが一般的です。会場のレイアウトによってはそのレイアウトによって、喪主の席が決まることもあります。 ご自身がどこに座れば良いのか迷った際は、式場スタッフにお尋ねください。 【精進落としの席順】 葬儀後に参列者のおもてなしとして行う精進落としの席順は、葬儀とは反対に喪主やご遺族は下座に座ります。 最も上座となる席にはご僧侶をご案内し、ここも血縁関係が深い人ほど、上座に座り、世話役代表や葬儀委員長がいる場合は上座にご案内しましょう。その他の方に関しましては決まりはありません。 精進落としの席以外でも、通夜振る舞いや法要の席でも同じルールでご案内します。 【地域によっての違い】 地域によって席順の並び方は違いもあります。さまざまな風習やしきたりもありますので、可能であれば、ご葬儀の前に年長のご親族などに確認された方が安心です。 【小さなお子様(赤ちゃん)の席順の配慮】 ご遺族や親族の中に小さなお子様や赤ちゃんが連れで参列する人がいる際は出入口付近のお席をご用意してあげるとよいでしょう。 【まとめ】 お通夜・告別式の参列時には席順のルールがあり、一般的には祭壇に向かって右側が親族席。左側が一般席となっています。 葬儀の席順にも上座下座があり、上座は通路よりであること。また親族席の最上座は喪主の方の席となっており、一般席の場合、上座には血縁関係が深い人に座っていただきますが、世話役代表や葬儀委員長がいる場合は上座に着席していただくことが、基本となっています。 地域によってのしきたりや本家分家などでの決まり事がある場合は、事前に年長のご親族などに確認すると安心。 目上の方や小さなお子様をお連れの方も参列者などに配慮することが大切。 故人様の新たな旅立ちを大切な時間にするために、葬儀の知識を身に着けておくことが最良のマナーへとつながると思います。

知っておきたい、お通夜と告別式の違い

知っておきたい、お通夜と告別式の違い

ご葬儀は日常的にあるものではありません。だからこそ、お通夜と告別式という言葉を聞いてもきちんと理解している方は少なくないのではないでしょうか。 今回はお通夜と告別式にどのような違いがあるのかをお伝えしたいと思います。 まず、ご葬儀とは一般的に二日間にわたって行う故人様とのお別れの儀式のことをいいます。一日目に行う儀式をお通夜といい、二日目に行う儀式をご葬儀・告別式といいます。 【お通夜とは】 本来、お通夜は家族、親族、友人など、故人様と親しかった人たちが別れを惜しみ、最期の夜を過ごす儀式でした。邪霊が入ってくるのを防ぐため、線香やろうそくの火を絶やさずに夜通しで見守っていたことから、お通夜と呼ばれていたのですが、時代の変化とともに、仕事関係の方やご近所の方も参列するようになっています。 また、自宅ではなく葬儀式場などでお通夜を執り行うことが増え、防災上の理由から火を灯したままにできなくなり、現在では夜のうちに散会する形式の通夜(半通夜)が増えています。葬儀社によっては遺族控室がご用意されておらず、仮眠ができる場所がないこと、または仮眠をとる場所が綺麗ではないということも要因の一つであると考えられています。 セレモニーの遺族控室 セレモニー浦和ホール遺族控室1 セレモニー浦和ホール遺族控室2 【お通夜の流れ】 お通夜の流れは地域や宗旨宗派によって違いもあります。 一般的にはご親族はお通夜が始まる1時間ほど前を目安に集まり、弔問客や僧侶に先駆けて葬儀式場に入ります。儀式がはじまり僧侶の読経、焼香が行われた後、僧侶の法話という流れが一般的です。僧侶が退場したら、喪主から参列者に挨拶をし、通夜振る舞いの席へ案内があります。 通夜振る舞いは僧侶や参列者にお礼の気持ちを込めておもてなしするとともに、故人様を偲ぶ目的でもあります。通夜振る舞いではお料理やお飲み物が用意されていますが、お通夜の本来の意味を考慮し、あまり長居しないようにすることがマナーとなっています。 開式の時間は一般的に18時~19時が主流となっており、規模にもよりますが、儀式は一時間程になります。通夜振る舞いも1時間~1時間半が一般的となっていますので、閉式まで2時間~2時間半と考えられています。 【告別式とは】 現在では葬儀・告別式として区別がなく、一連の流れで行われるのが一般的となっています。 しかし、本来は葬儀式と告別式のふたつの儀式からなります。 葬儀式は故人様のご冥福を祈り、ご家族やご親族などの近親者が行う宗教的な儀式であるのに対し、告別式は会社関係者、友人、知人、近所の方など故人様と親交あった方が、最期の別れを告げる儀式となります。 本来であれば、葬儀式と告別式を別々に行うことが正式ですが、近年では両方の儀式を合わせて執り行うのが一般的になっており、二つの儀式を合わせて告別式と呼ぶようになってきています。 【お通夜と告別式どちらに参加すべき】 ご葬儀に参列され経験がない方は、お通夜と告別式のどちらに参加すべきなのか迷う人も多いかもしれません。もしくは迷った経験がある方が多いのではないでしょうか。 お通夜は故人様と親交の深かった方々がお別れを偲ぶ場であり、一般の弔問客は告別式に参加して故人様に別れを告げるというのが本来の在り方でした。 しかし、ご葬儀も時代の流れによって変化しており、一般の弔問客は仕事などの都合から日中に行われる告別式ではなく、夕方以降に執り行われるお通夜に参列する方が増えています。 本来であれば、故人様と親しい間柄の方はお通夜と告別式に参加します。会社関係者、友人、知人、近所の方などは告別式に参列することが望ましいのですが、日中の都合はつかない場合にはお通夜に参列してもかまいません。

故人様とのお別れを大切な時間にするのは葬儀社選びが重要

故人様とのお別れを大切な時間にするのは葬儀社選びが重要

ご葬儀は故人様との最後のお別れをする大切な儀式です。やり直しのきかない儀式だからこそ、ご葬儀を執り行ってから後悔しないように、今回は葬儀社選びのポイントをお伝えしたいと思います。 【葬儀社について】 葬儀社とはご葬儀を執り行う会社を指します。葬祭業社、葬儀屋とも呼ばれています。 ■葬祭業は許認可事業ではありません 葬祭業が許認可事業ではないと聞いて驚いた方もいるかもしれません。許認可事業ではないため、誰でも事業を起こすことができるといえます。そのため、設備や商品ラインナップだけでなく、サービスのレベルには大きな格差があります。 もちろん、大手だからサービスが優れているということは一概に言い切れませんが、故人様を大切にしないような対応や携帯電話ひとつで仕事をしている業者の方も実際に存在しています。 【葬儀社選びのポイント】 ポイント①[事前見積] いくつかの葬儀社に見積もりをだしてもらいましょう。 複数の葬儀社の見積もりを比較することで、どこの葬儀社が希望のご葬儀を執り行うことが出来るのか判断材料のひとつになるはずです。 この時にどのようなご葬儀にしたいのかをきちんと伝えることが重要です。 ポイント②[葬祭ディレクター] 経験豊富なスタッフが在籍しているのか。 一生に一度の厳粛な儀式、やり直しのきかない儀式だからこそ、信頼できる経験豊富なスタッフに頼みたいものだと思います。慣れないご葬儀の不安を払拭できるように、ご要望を親身になって聞き、ご遺族の心をくみ、提案してもらうという対応も葬祭ディレクターがいれば安心です。 ※葬祭ディレクターについてはこちら 葬祭業は究極のサービス業です。だからこそ、応対が雑な葬儀社には良いサービスは期待できません。電話の対応の仕方や言葉遣い、身だしなみもその一つであります。大切な儀式を執り行う業種であるからこそ、当然のことを当たり前にできていなくてはなりません。 ポイント③[見積総額表示] 葬儀費用にどのような内容が含まれているのか確認しましょう。 葬儀費用だけで判断するのはトラブルの元になります。葬儀社によって葬儀費用は変わってきます。見積りが安いからこの葬儀社に決めてしまおうというのは後悔することになりかねません。 「安い」という判断だけではなく、どのような内容が含まれているのか、過不足がないかなど、きちんと確認することが重要になります。優良な葬儀社はお客様のご要望を踏まえて総額を算出し、ご予算との調整を行っていきます。 ポイント④[広告のウソ] 悪徳葬儀社を見分け方。 格安や追加料金一切なしを謳っている葬儀社には気を付けましょう。 格安に関しては先述にしてあるように、葬儀社のセットプランやサービス内容によって変わってきますので、見積もりを確認することが必要です。追加料金一切不要の謳い文句には気を付けてください。 消費者庁より「追加料金一切不要」と広告で謳っていた葬儀社に措置命令が出されています。実際には、霊柩車の搬送距離や葬儀まで遺体を安置する期間などによって追加の費用が発生し、追加料金として10万円以上を支払った契約者もいたといわれています。 その他にも「葬儀一式◯万円。全国どこでも対応」など、目を引くキャッチフレーズにも気を付けましょう。ネット広告を見て葬儀を依頼したところ、「多額な追加料金を請求された」「価格やサービス内容について十分な説明がなかった」などの苦情が国民生活センターに数多く寄せられています。ご葬儀をお任せいただく会社として、お客様のご希望を聞かずして、「葬儀費用一式〇万円」と言い切ることできません。葬儀の費用はお客様のご要望によって違ってきます。葬儀の内容とご予算を調整していくのが葬儀社としての使命でもあります。 広告以外でも見積書に料理や返礼品の費用が記載されていない葬儀社も要注意です。料理や返礼品の費用も実費となる費用ですので、記載されていない場合は追加で請求されてしまう場合があります。

年中行事なのに、知っているようで知らない、お盆って?

年中行事なのに、知っているようで知らない、お盆って?

社会人になると、ほとんどの企業や組織がこの期間を「お盆休み」として、その休みを利用して実家へ帰郷したりする人も多いのではないでしょうか。そもそも、お盆って? 子供の頃、祖父や両親に「お盆ってなに?」と質問した人は多いと思います。逆に、お子様やお孫様にお盆の意味を求められたらちゃんと答えられるのか?日本人なら誰もが知ってる「お盆」。ちゃんと知って、お子様やお孫様に由来など話せたらかっこよくありませんか? お盆の成り立ち お盆は仏教の「盂蘭盆(うらぼん)」と「先祖祭り」の風習が融合したものです。 「盂蘭盆経」にもとづく盂蘭盆は、古代インドの文学語、サンスクリット語の「ウランバーナ」が語源で「倒懸(とうけん)」のことです。倒懸とは逆さ吊りの苦しみをさします。 逆さづりの苦しみ?お盆との繋がりがあるのかに思いますが、ちゃんと意味があります。 地獄に落ちて逆さ吊りにされていた、お釈迦様の弟子である目連の母でした。母の苦しみを救うためにはどうすれば良いかと問う目連に、お釈迦様は「すべての僧に供養してもらうように」と諭したといいます。目連はお釈迦様の教えの通り行い、母親は地獄から浮かび上がり、歓喜の舞を踊りながら昇天したと言われてます。 一方日本では、八月半ばになると、一族が集まり、先祖に収穫した食べ物を供える風習が古くからあり、それが仏教の盂蘭盆と融合した。簡単にまとめると、お釈迦さまが説いた教えに日本にもともとあった先祖を大切にする風習が組み合わされて、先祖を供養する行事として「お盆」となりました。 こうしたお盆の行事は、日本独自のもので、仏教発祥の地であるインド、中国では見られないと言われてます。 ちなみに、日本で最初にお盆を行ったのは、今から約1400年前の飛鳥時代に推古天皇と伝えられています。 地域によって違う?お盆はいつから? お盆は、地域によって時期が異なることをご存じでしょうか。 7月のお盆を新盆、8月のお盆を旧盆ともいいますが、元々は7月に行われていました。 明治以降、新暦(太陽暦)が国際基準化を目的として導入された結果、明治5年12月3日だったのが、突如として明治6年1月1日に変わりました。 この約1ヶ月のずれによって7月のお盆もまた、8月にずれました。 日本の各行事は約1ヶ月遅れとなり、旧暦の7月15日に行われていたお盆は、新暦の8月15日に行われるようになりました。 ではなぜ、お盆は7月と8月に行う地域があるのか? それには諸説あり、当時の明治政府によって、新暦の7月にお盆をするようにという圧力があったことです。 この新暦7月のお盆が定着しなかった理由に、農作業に支障をきたす理由と言う説があります。新暦の7月が農作業で忙しい農繁期の時期に重なったため、お盆を1ヶ月遅らせて「月遅れのお盆」とすることで、お盆の行事をゆっくりできるようにしたうそうです。 7月にお盆が行われる地域は、東京都、神奈川県、埼玉県他にも北海道や石川県、静岡県などの一部の地域で行われていますが、全国的に8月に行われることが一般的になっています。 また、新暦が導入される前の旧暦盆を守り続けている地域もあるようです。 記載したことをまとめると、明治以降、新暦が導入され、これが定着したことにより、8月のお盆が生まれましたが、以下のように3つの時期に分かれていきました。 ■7月13日~15日 旧暦の月日がそのまま新暦に残る ■8月20日前後(旧盆) 旧暦7月15日が新暦でいう8月20日前後のため。 ■8月13日~15日(月遅れの盆) 新暦が導入された頃の明治初期、日本国民の多くが農業に従事しており、新暦7月15日は農作業の忙しい時期に重なったため、お盆を1ヶ月遅らせて「月遅れのお盆」とすることで、お盆の行事をゆっくりできるようにしたものです。 今回はお盆の成り立ちや、お盆の時期についてお話しました。お盆とはどういうものなのかをお子さんやお孫さんに伝え、お盆を迎えてみるのはいかがでしょうか。お盆の迎え方、過ごし方がこれまでとは変わるかもしれません。

葬儀の特徴

葬儀の特徴

クリスマスにはプレゼント交換をし、お正月には神社で初詣をし、お盆には墓参りをする。 普段、何気なく日常生活に取り入れてる、これらの行事は、仏教、神道、キリスト教です。 宗教を意識して生活する人は、日本では少ないのではないでしょうか? はじめて宗教と向き合うのが、身内の葬儀でしたと言う人は多いと思います。 そして、日本のご葬儀は仏式で行われることが多いのですが、仏式といっても宗派によって教えも異なり、お経もそれぞれです。また、宗派がわからないと、仏壇の購入もままなりません。葬儀にかかわる人から「どちらの宗派ですか?」と聞かれ、あたり前のように答えられたら、頼もしいですよね? 仏教 インドで生まれた仏教は日本に500年中頃に伝わりました。 昔、お札にもなっていて、有名な聖徳太子が天皇を補佐する摂政になってから、仏教が日本に広まったと言われています。 聖徳太子は法隆寺を建立し、仏教を日本に広めました。 聖武天皇が国を守るために「諸国に国分寺・国分尼寺を建立せよ」との命令を出したことで、お寺が全国に建立されました。 現在でも全国に「国分寺」の地名がその名残をとどめています。 平安時代になると、最澄が開いた天台宗、空海が開いた真言宗が生まれています。 鎌倉時代では親鸞聖人や日蓮聖人など多くの宗祖があらわれ、いくつもの宗派が誕生しました。 現在、日本にさまざまな宗派があるのはこのためで、十三宗五十六派あるといわれていますが、それぞれ、葬儀にも特徴があります。 そのなかでも、おもな宗派を紹介しましょう。 浄土真宗 浄土真宗では亡くなるとすぐに南無阿弥陀仏によって極楽浄土に導かれ、仏になると考えられています。 「阿弥陀様が救って下さる」と信じることで往生できる。 他の宗派と大きく違うのは葬儀は「死者への供養として行われるのではない」というところです。死と同時に阿弥陀如来によって極楽浄土に迎えられているため、成仏を祈る必要がないと考えられています。 つまり、対象は死者ではなく、阿弥陀如来になります。よって、浄土真宗の葬儀では、他の宗派にある「引導」や「授戒」がありません。 引導とは、葬儀の際に僧侶が棺の前で経文を唱える作法のことで、死者が悟りを得て成仏できるよう行うものです。授戒とは、仏門に入るものに仏弟子としての戒を授けることをいいます。 浄土宗 浄土宗のご葬儀の特徴としては、僧侶とともに、故人に代わって参列者が念仏を唱える ことです。「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)・・・」と10回から一定時間唱えることで、故人が阿弥陀如来の救いを得る助けをするという意味を持ちます。 浄土宗の葬儀は、故人様を阿弥陀さまの極楽浄土にお送りするための儀式とも言えますので、そうした意味を踏まえて、葬儀に参列するようにしましょう。 日蓮宗 「南無妙法蓮華経」のお題目を繰り返し唱えることによって法華経への信心の深さを示すことができ、死後には「霊山浄土(りょうぜんじょうど)で釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)にお会いし、成仏することができる」というのが、日蓮宗の教えです。 日蓮宗の葬儀では「南無妙法蓮華経」というお題目を唱えることが重要で、葬儀の最中にも唱えられます。 ご葬儀の場でお題目を唱えることによって「故人の生前の信心深さを讃え、故人が無事に霊山浄土に辿り着き成仏する」手助けができるため、功徳を積むことになり修行が進むとされています。 神式 神式の葬儀とは、神道の葬儀を指します。「神葬式(しんそうしき)」「神葬祭(しんそうさい)」とも呼ばれ、もっとも大きな特徴は、「榊(さかき)を使うこと」「亡くなった方は、今後家を守るための神様となること」です。仏教と似たところもありますが、さまざまな点で異なるため、混同しないように注意が必要とされます。 神式の葬儀においては、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」が行われます。 また、数珠は使いません。装いは一般的な葬儀と同じですが、言葉使いなどに関しては仏教のときとは異なる言い回しをとることもあります。 キリスト教式 キリスト教には「カトリック」と「プロテスタント」があります。 それぞれに葬儀の流れが異なりますので、注意する必要があります。 カトリック カトリックの考えでは、故人は神に委ねられ、キリストの再臨と死者の復活が願われます。葬儀は故人が所属していた教会で行われ、葬儀と告別式を別に行います。 プロテスタント プロテスタントの考えでは、故人は神のもとで安らかになるという思いがあるため、祈りは神のためにおこないます。 そのため、葬儀も神への「感謝」と遺族への「慰め」という意味合いがあります。カトリックとは違い、葬儀と告別式は分けずに行われます。 宗派を調べるには? ・両親に聞く ・父方や母方の祖父母に聞く ・親戚に聞く ・お寺に聞く 一度、宗派を調べることをおすすめします。

家族葬の注意点・考えておきたい5つのポイント

家族葬の注意点・考えておきたい5つのポイント

家族葬という言葉は家族、親戚、親しい友人を中心とした少人数でのご葬儀の総称として用いられているようですが、明確な定義はありません。 家族葬の式の流れや必要なことは一般的な葬儀とほとんどかわりませんが、ご参列いただいた方へのご挨拶やおもてなし等の負担が軽減される分、皆様で故人様への想いや思い出を語り合いながらゆっくりとお別れをすることができます。 親しい方々で行われる家族葬だからこそ、宗教者をお願いせずにお別れ会を希望されたり、通夜を行わずに告別式だけでお別れをしたり比較的自由な形式を選択することもできます。 しかし、家族葬という言葉の印象から「家族だけで行う葬儀」とだけ解釈してご葬儀を行うと、本来お知らせするべき方や関係先に礼を逸することになってしまうことがあります。 人それぞれの人生の歩みはすべて違います。 思わぬ事態を起こさないように充分な配慮が必要です。 家族葬の注意点・考えておきたい5つのポイント <ポイント1> 「どうしてお葬式に呼んでくれなかったの!」 後々に苦労しないようにお知らせする範囲をしっかりと検討しましょう。 ご葬儀を家族だけで済ませた後に、お知らせしなかったご親戚や親しい方から「どうして呼んでくれなかったの」「早く知らせてほしかった」「親しくしていたのにお別れができなかった」等のお声が寄せられること、角が立つような事態に発展してしまうこともあります。 ご葬儀はやり直しができない大切な儀式です。家族葬を執り行う場合は故人様の社会的な立場やお付き合いを考慮して、お知らせすべき方をしっかりと事前に検討することが大切です。 お知らせすべきか迷われた方には、お知らせするようお勧めしています。 <ポイント2>お知らせしなかった方への対応をきちんと行いましょう。 家族葬でご葬儀を行い、お知らせをしなかった方へのご報告は49日法要の後、ご納骨の後、年末の喪中はがきでお知らせするなど、家族葬を行った時期やお知らせする方との関係などを考慮して行います。 家族葬の場合、先方が訃報をお知りになった時点で、お線香を手向けにご自宅へ弔問におみえになる方、お墓参りをお申し出になる方等が予想されます。一般的なご葬儀よりも多くなりがちですが、故人様を偲んでのお気持ちにはできるだけお応えしたいものです。 お香典をいただいた際は、準備しておいた香典返しをお渡しし、ご準備がない場合は、後日お送りします。 <ポイント3>家族葬は一般的なご葬儀より費用負担が多くなることがあります。 ご葬儀には様々な費用がかかります。祭壇やお棺などのご葬儀を執り行う際に必要な基本的な準備、通夜振る舞いや精進落とし、返礼品などの飲食接待費用、仏式を例にすると寺院への謝礼(布施)などがあります。 ご葬儀に参列する際に用意するお香典は、葬儀費用を出し合う相互扶助の目的もあるとされてきました。 家族葬として参列者を限定した際には受け取るお香典の総額が少なくなります。 結果、家族葬は一般的なご葬儀よりも施主様がご負担になる葬儀費用が多くなる場合がありますので注意が必要です。 <ポイント4>葬儀式場と安置場所を事前に検討、確認しておきましょう。 大きな悲しみのなか準備をしなければならないことに家族葬もかわりはありません。 心身ともにお疲れになられることでしょう。遠方からお見えになる方もおられます。 公共交通機関から近い葬儀式場を事前に見学しておかれると安心です。 併せて、もしもの時に故人様をご安置する場所を決めておくことも大切です。 ご自宅以外を予定される場合は、安置先の設備や管理状況を確認しておく必要があります。 清潔で安全な施設であること、家族葬までの間に故人様との対面が可能かどうか、スタッフの対応はどうかなど、大切な故人様を安心して預けることができる施設であるかは重要なポイントです。 いざというときに慌ててしまって、自宅から近いというだけで葬儀式場を選び、後々に後悔しないために事前に確認しておかれることをお勧めいたします。 <ポイント5>故人様へのあたたかな想いを「家族葬」として伝えてください。 家族葬を選択される多くの方が、故人様が愛した思い出の品や趣味の作品、アルバムなどをお持ちになり、葬儀式場の一角に展示させていただいております。 故人様の愛用していたお洋服や帽子、お孫さんから故人様にあてたお手紙や寄せ書きなど、ご出棺前のお別れ式(お花入れ)の際、お棺にご一緒にお入れになっていただくこともあります。 家族葬は親しい方が故人を想い、語らう時間を共有できるご葬儀です。 皆様の故人様へのあたたかな想いが伝わりますように、心を添えてお手伝いさせていただきます。