
公開日2023/12/29|最終更新日2023/12/29
掛け替えのない存在のご家族が亡くなった後の失望感は、心に相当の負担が掛かることでしょう。しかしながら、ずっと悲しみの中に閉じこもっている訳にもいかないのが現実です。ご葬儀の際には、参列者の方々にも目を向けて対応しなくてはなりません。
そのような中で「お悔やみ申し上げます」という言葉を掛けられた時、どのような対応をすべきなのか分からなくなってしまう可能性も否めません。そこで当記事では、メールや直接のお声がけなどをいただいた時の受け答え方法を解説していきます。いざという時にお役立ていただければ幸いです。
ご葬儀の参列者が発するお悔やみの言葉には、故人様が亡くなったことに対する悼みを表す気持ちと、ご遺族に対する弔いの心情が含まれています。そのため、その気遣いに対する感謝の言葉をお返しすることが大切です。
メールでお悔やみの言葉をいただいた場合には、「ありがとうございます」といったお礼の一文を入れることで、お相手に誠意が伝わりやすくなります。この一文の前には、「ご丁寧に」「お気遣い」「お心遣い」という言葉を添えると、「お気遣いありがとうございます。」などと応えるとより丁寧な印象を与えられます。
また、会場で香典を受け取った場合に伝える感謝の言葉としては、次の方が控えていることも考慮し「恐れ入ります」といった簡潔な受け答えをするのが良いでしょう。「恐れ入る」の言葉は、さまざまな場面で用いられますが、ご葬儀の場では「心配を掛けて申し訳ない」という気持ちや、駆け付けてくれた感謝を敬意で示す意味が込められているのです。
お悔やみは、故人様と関係のあった方々が、訃報を聞いた時に発する表現であり、故人様の死を悼みご家族の方を思いやる言葉です。訃報を伝えた直後のメールやご葬儀の際に、挨拶代わりとして使用されるのが一般的です。
メールでお悔やみの言葉をいただいた際の返信は、弔電ほどかしこまる必要はありません。本文は長すぎず簡潔にまとめ、忌み言葉や直接的な表現は避けるようにします。また、お悔やみメールへの対応は、各種手続きやご葬儀後に、余裕ができたタイミングで返事をするのが一般的です。
仕事関係の方々からお悔やみのメールをいただいた際には、仕事へ影響を与えてしまったことへの謝罪、そしてお気遣いいただいたことへの感謝を伝える内容にしましょう。
先日はご多忙の中、〇〇の他界に関しまして、お気持ちのこもったメールをいただきありがとうございます。
また、この度は突然のことでご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございませんでした。
お陰様で葬儀は無事終わりましたので、取り急ぎご連絡させていただきます。
なお、会社には〇月〇日より復帰いたします。どうか皆様にもよろしくお伝えください。
友人への返信の場合、親しい間柄であれば形式にこだわる必要はありません。ただし、気遣いに関する感謝はしっかりとしたためましょう。
先日は連絡をくれてどうもありがとう。
突然のことで驚くばかりだったけれど、葬儀も終わって今は少し落ち着いています。
ひと段落したら、また色々お話させてください。
取り急ぎ、お礼まで。
本当にありがとう。
ご親族にも同じように「気遣いに関する感謝」を伝えます。
この度はお忙しい中、お悔やみのメールをいただきましてありがとうございました。
皆様からのお力添えで、無事に葬儀を終えることができました。
お心遣いに、家族一同、心より感謝しております。
ありがとうございました。
ご葬儀で直接「お悔やみ申し上げます」とお声が掛かった時の返答は、一般的に簡潔な言葉が良いとされています。では、具体例を見ていきましょう。
ご葬儀の際は、色々な方からお悔やみの言葉を掛けられるでしょう。知り合いや友人、仕事関係の知り合いだけでなく、中には顔見知りでない方にも声を掛けられるかもしれません。しかしながら、ご葬儀当日は長く返事をしている時間はなかなか取れないため、返事は簡潔に「ご丁寧にありがとうございます」「恐縮でございます」とお伝えすれば問題ありません。どうしても言葉が詰まって出てこない場合は、深々と一礼するだけでも大丈夫です。
受付でお悔やみの言葉をいただいた場合、「ありがとうございます」と返事をするのが一般的です。また、恐縮や感謝の意味を含む「痛み入ります」もよく用いられる言葉です。参列者に対して感謝の気持ちが伝わるよう、心を込めて返事をしましょう。
ご葬儀を執り行うにあたって、「お悔やみ申し上げます」といったお声は多く掛かることでしょう。そこで予備知識がなければ、戸惑って適切なお返事ができないこともあるかもしれません。
お悔やみの言葉には挨拶だけでなく、悲しみの心をいたわる気遣いも含まれています。したがって、その慈心に対する感謝の気持ちを返答に込めることが大切です。本記事をご参考に、いざという時に適切なご対応ができるような心づもりをしておきましょう。
60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。
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