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2024-05-31

ネット葬儀社とは|注意すべき悪質な格安ネット葬儀社のよくある特徴を解説します

大切な方が 亡くなった時、ご葬儀を依頼する先 が葬儀社です。どのような見送り方をするか、その希望は人によってさまざまですが、悲しみでパニックになった方々の心に寄り添い、葬儀社選びのお手伝いをするのがネット葬儀社の役割となります。

しかしながら、中には弱った方の心に付け込む悪徳業者もいるということも心に留めておかなくてはなりません。今回は、ネット葬儀社とはいかなるものなのか、良い葬儀社とそうでない葬儀社 を見分ける方法についてご紹介いたします。

ネット葬儀社とは?

ネット葬儀社とは、ご遺族と葬儀社とを結ぶ橋渡しの役割を担う業者を指します。つまり、自社でご葬儀を行うことはなく、仲介業者的な役割をする会社です。

大切な方が亡くなった時 、その死を悼み悲しむことを最優先したいのが人の心です。しかしながら、それを押し殺して決めなければならない事案が山のように押し寄せてきます。しかし、ネット葬儀社は仲介業者のプロです。パニックになったご遺族の心を落ち着かせ、ご遺族の意向に沿ったより良いご葬儀を提案することを生業としています。

ネット葬儀社のメリット

ここからは、ネット葬儀社へ依頼した場合のメリットについてご説明いたします。

葬儀費用を抑えられる

まずは、プランが一般葬や家族葬、直葬などシンプルに分類されており、内容が非常に理解しやすいことです。低価格であることが多いので、費用を抑えやすくなることもメリットの一つです。

葬儀会社を比較できる

病院で紹介された葬儀社は一社のみで他社との比較検討ができませんが、ネット葬儀社では数社の葬儀社におけるご葬儀の詳細や費用が開示され、比較できます。これがネット葬儀社の一番の強みともいえるでしょう。

ネット葬儀社のデメリット

ここからは、ネット葬儀社に関するデメリットについても解説いたします。

地域ごとの習慣に対応していないケースがある

ネット葬儀社のネットワークは広いものの、地域ごとの習わしや慣習、宗教の違いに細かく対応しきれない場合があります。ご葬儀の内容にあたって譲れないことがある場合は、契約前に対応可能かどうかを必ず確認しておきましょう。

サービスにばらつきがある

ネット葬儀社では、自社でご葬儀の業務を行っていないので、依頼を受けてからご葬儀の業務を請け負う会社を探します。そのため、迅速な対応ができないケースがあるのです。病院の都合で長くご遺体を預かってもらえない場合、搬送車の手配が遅れてしまうなどのトラブルが起きるかもしれません。

また、ネット葬儀社での支払いはご葬儀当日までの先払いであることが多いため、ご葬儀の当日、予想以上に参列者が多かった場合などの急な追加対応が難しくなる場合もあります。

悪質なネット葬儀社もいる

中には悪質なネット葬儀社もいるため、注意が必要です。紹介された葬儀社に、聞いていなかったオプション料金や高額な棺、祭壇の追加購入を迫られた場合、またオペレーターとの意思疎通がうまくいかない場合などは、思い切って他の業者を当たる勇気を持つことが大切です。

【注意】悪質な格安ネット葬儀社のよくある特徴

悪質なネット葬儀社とは、20~30%の手数料を引いて、下請けに依頼している業者のことです。その場合、先ほどご説明したように後から追加料金を迫られるほか、高額な商品を勧められることがあるかもしれません。

また、葬儀社が提携している下請け業者に依頼されるケースもあります。そのような場合、ご葬儀までのサポートが手薄になるだけでなく、大切な故人様のご葬儀が粗末な内容になってしまう可能性も否めません。

では、悪質なネット葬儀社はどのようにして見分ければよいのでしょうか。以下でご説明していきます。

ご葬儀費用を誤認させる紛らわしい広告を出している

まず、費用の安さを前面に打ち出している広告には注意が必要であると心得ておきましょう。例えば、家族葬100,000円以下でお安くお見送りができるという内容などです。しかし、蓋を開けてみれば、100,000円以下でできるのは家族葬ではなく直葬のみの場合がほとんどです。

直葬とは、お通夜も告別式も行わない火葬式のことです。このような火葬式の値段と他社の一般葬の値段を比較したグラフを示し、不当に自社が安く見せる会社もあります。

棺や骨壺、祭壇費用などが高額だと感じられた場合は、ネット上で相場が確認できますし、ご葬儀の費用相場も調べられます。なお、葬儀社においてはGoogleなどでクチコミの評価も見られますので、参考にしてみると良いでしょう。

「テレビで紹介された」と誇大な広告を出している

広告やホームページなどに、「テレビでも紹介されました!」などと大きく表現している会社も注意しましょう。紹介といっても取り上げられて特集されたものではなく、番組の中で会社名が少し映っただけにすぎないケースも多いです。

マスコミなどで紹介されたことを大きく前面に出しているのは、自社のサービスに自信がない気持ちが宣伝行動に現われているだけなのかもしれません。

まとめ

納得のいかない業者と契約した後で後悔しないためにも、ご遺族にとって良い相談先を見分けるスキルは持っておいて損はないでしょう。いざという時のためにも当記事をご参考にしていただき、心残りのないご葬儀を行っていただければ幸いです。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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