
公開日2019/07/12|最終更新日2019/07/12
ご葬儀に出向く際に持参するお香典。お香典を渡すときの作法はご存じですか?ご葬儀に出席できない場合や、あとから訃報を知ったときは、いつどのように渡したらよいのか。また、ご遺族がお香典を辞退された場合の対応の仕方などをご紹介します。
香典を渡すタイミングは、お通夜と告別式のどちらも参列する場合、一般的にお通夜の際に香典を渡すことが多いですが、どちらで渡しても問題ございません。
お通夜と告別式両方に参列する場合でも香典を何度も渡すことは「不幸が重なる」ことを連想させてしまいますので、お通夜もしくは告別式どちらかでお渡ししましょう。
受付がある場合は記帳をします。香典を渡すのが先か、記帳が先かは会場によって異なりますので、前の人を確認して、香典については以下のような流れで渡しましょう。
香典は直接手渡しするのはマナーですが、どうしてもご葬儀に出席できない場合は、郵送しても失礼にはあたりません。
まずは、ご葬儀に間に合うように「弔電」を送りましょう。ご葬儀開始2~3時間前に届くようにするとベストです。
香典を郵送する際は、不祝儀袋に現金を包み、現金書留で送ります。この時、「お悔やみ状」を添えるようにしましょう。
お悔やみ状を送るときは、二重の封筒は避け一重のものを使用するようにします。
訃報を知ったらなるべく早く送るようにしましょう。
ご葬儀後、友人・知人づてに訃報を聞いたら、自宅に弔問するのが良いですが、ご遺族の都合がつかなかったり遠方である場合は、お悔やみの手紙を添え現金書留で香典を送りましょう。
ご遺族が香典を辞退された場合、無理に受け取ってもらおうとせずにご遺族の気持ちを尊重し持参しない方が良いでしょう。
親族など身内の不幸の場合についてですが、基本的に喪主以外は香典を渡す必要があり、両親の不幸であっても(学生や未婚で両親と同居している場合は除く)、喪主を務める兄弟に対して香典が必要です。
香典は、通夜に渡しましょう。通夜の前に渡してしまうと事前に準備していたと捉えられかねないからです。渡すタイミングは、控室などで待機している親族に直接手渡ししましょう。受付が準備されていれば、そちらに渡しても構いません。
60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。
家族葬といえば、身内や親しい方がごくごく少数で行うご葬儀というイメージがあるでしょう。そこで「親しい人だけの集まりなら服装は自由でいい?」「身内だけでもご葬儀なのだから服はフォーマルにすべき?」などの疑問で当日のお召し物に迷う方も多いでしょう。 そこで今回は、家族葬での服装マナーや、男女別、子どもの服装でふさわしい装いをご紹介します。
最終更新日2025/12/05
近年、ご葬儀の形式は多様化しており、従来の一般葬だけでなく、一日葬や直葬、家族葬など、小規模なスタイルを選ぶ方も増えてきました。家族葬はその中でも、ご家族や近しい親族を中心に見送る方法として広く知られるようになっています。 とはいえ、家族葬を選ぶにあたり、参列者をどこまで呼ぶべきか、親戚への連絡をどうするかなど、悩みや迷いが生じやすいのも事実です。 本記事では、家族葬を検討する際に知っておきたいポイントとして、家族葬が選ばれる背景や注意点、参列者の範囲を決める際の考え方などを、できるだけ分かりやすく解説します。
最終更新日2025/11/28
お亡くなりになった際、お通夜やご葬儀の前にご遺体を別のスペースへ一時的に安置します。この場所を安置所といいます。故人様と面会するため入れる方は限定されるため、一生のうちでも入る機会は少なく、準備や対応に戸惑う方が多いのではないでしょうか。 そこで当記事では、安置所で故人様と対面する際の流れ、マナーや服装について徹底解説します。
最終更新日2025/11/14