意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決
意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決
知っておきたい葬儀の知識
知っておきたい葬儀の知識
お問い合わせ・資料請求はこちら
お電話よる資料請求・お問い合わせ0120-41-1147

2020-05-08

お盆はいつからいつまで?お盆飾りやお供えはどうする?

お盆はいつからいつまで?お盆飾りやお供えはどうする?

じめじめとした梅雨が明け、暑い夏と共に訪れるお盆。お盆の時期は地域によって異なりますが、世間一般的には、お盆休みにあたる期間に実家に帰省してお墓参りや灯篭流しなどのお盆行事に参加されることが多いのではないでしょうか。しかし、毎年のことながらもお盆の日程や準備に必要な物などを忘れがちです。

そこで今回は、お盆はいつ行うのかということから、準備するもの、過ごし方までをご紹介します。

お盆はいつからいつまで?

お盆の日程は毎年同じですが、地域や宗派によって異なります。主とされるのが、旧暦と新暦で決められた2つの期間です。これは明治時代に改暦された影響で分かれているのですが、現在、世間的に多いのが「旧盆」の8月13日~16日までの4日間で、ほとんどの会社では、お盆休みが設定されています。

ただし、東京の一部の地域などでは「新盆」のままの、7月13日~16日に行われることもあるので、心配な方は事前に確認することをおすすめします。

お盆の過ごし方は?

お盆には、あの世からご先祖様の御霊が帰ってきて、また無事に戻れるようにするための儀式があります。まず、ご先祖様の御霊をお迎えする「迎え盆」(13日)に迎え火を焚きます。これはご先祖様の見霊が迷わないようにするための目印とされており、夕方に玄関先で皮をむいた麻の“オガラ”を焙烙(ほうろく:素焼きの平たい皿か土なべ)の上で燃やします。

また、送り出す際には、「送り盆」(16日)に送り火を焚きます。時間帯と方法は迎え火と同様ですが、意味としては、あの世に戻って行くのを見送るためのものになります。

「中日」にあたる14日と15日は、ご先祖様の御霊が家で過ごす期間にあたり、法要などの供養の儀式が行われたり、お墓参りをされる方もいらっしゃいますお墓参りのタイミングに決まりはありませんが、迎え盆の13日に行くという通例もあります)。

準備しておきたいもの

前述した迎え火と送り火では、火をつける「オガラ」とオガラの受け皿となる「焙烙(ほうろく)」が必要です。また、ご先祖様の御魂をお迎えする際に、お位牌やお供え物を置く盆棚やお供え物を準備しますが、この盆棚に施す飾りのことを「お盆飾り」と言います。

飾りやお供え物は地域や宗派によっては異なりますが、以下で一般的なお盆飾りとして準備しておきたいものをご紹介します。

<お盆飾りとして必要なものの一例>
・盆棚(精霊棚)
・盆提灯
・真菰(まこも)のゴザ
・果物・団子のお供え物
・鬼灯(ほおづき)
・ナスとキュウリで作る精霊馬(しょうりょううま ※地域によっては飾らないことも)
・生花

お供え物や生花は、故人様が生前好きだったものをお供えするのもよいでしょう。焙烙は主に仏壇店で売られていますが、オガラやお供え物関係はスーパーやネットなどでお盆セットとして手軽に手に入れることができます。いずれも、迎え盆前日までに準備しておくようにしましょう。ある程度の数の参列者を招いてお盆の法要を行う場合には、お寺や葬儀会社に3ヵ月前までに相談するようにしましょう。

なお、浄土真宗では故人様は全て浄土へ往生する他力本願・他力念仏を宗派の教えとしていますので、迎え火・送り火は基本的には行いません。また、盆棚(精霊棚)のお飾りも準備しないことが一般的ですが、お寺や地域によっては用意することがありますので、事前に確認しておきましょう。

盆棚(精霊棚)の飾り方

まず、お盆期間中設置する盆棚ですが、屋内に盆棚を置くスペースが無い場合は、盆棚の代用品として、小さい低めの机を利用してもよいでしょう。

棚の上には“真菰(まこも)のゴザ”をひき、お位牌と過去帖、三具足などの仏具、香炉、リンをお仏壇から移動させ、奥または上段からお位牌と過去帖、三具足、手前または下段最前列に香炉やリンを置きます。

お位牌の前には、盆団子や季節の果物・生花をお供えし、精霊馬、水の子(ナスやキュウリをさいの目に刻んで器や蓮の葉の上に供えたもの)を配置します。また、現在は少なくなっていますが、棚の四隅に笹竹を立てて上部をしめ縄で囲った結界を作ることもあります。結界のしめ縄には“ほおずき”を吊るしますが、なければ棚に置きます。

盆棚の左右には、盆提灯を置いて(1つでもよい)ご先祖様の御霊をお迎えします。盆棚を置く場所は、お仏壇の脇、床の間、座敷とする場合がほとんどですが、宗派によって配置の向きが若干異なるので、分からないことがあれば、お寺や葬儀社に尋ねましょう。お供え物についても同様になります。盆棚は13日の迎え火をする前までに準備し、盆が明けたらすぐに片付けましょう。

まとめ

お盆は、年に一度だけ、ご先祖様の御魂があの世からこの世に戻ってくる大切な行事です。多くの方は、お盆休みにあたる8月13日~16日をお盆期間としていますが、一部、7月に行う地域もあるので、必ず日程を確認しておき、お盆飾りやお供え物など、ご供養に必要なものを事前に準備しておくようにしましょう。


「お盆」に関する記事

お盆にご葬儀や火葬は執り行える?気を付けるべき点をご紹介

お盆にご葬儀や火葬は執り行える?気を付けるべき点をご紹介

お盆は仏教において故人様やご先祖様をお迎えする大切な時期です。また、日本においては夏の旅行シーズンでもあるため、学校や会社のお盆休みにはレジャーに出かけたり、帰省をしたり、いつもと違う特別なお休みを過ごす方も多いのではないでしょうか。では、そんなお盆に急なご不幸の知らせが届いたとしたら、果たしてご葬儀や火葬は執り行えるのでしょうか。 そこで今回は、お盆にご葬儀や火葬を執り行えるのか、様々な観点から見ていきましょう。

新盆って何をするの?新盆を迎えるにあたって準備することとは?

新盆って何をするの?新盆を迎えるにあたって準備することとは?

新盆(にいぼん)とは故人様が亡くなってから四十九日の忌明け後に、初めて迎えるお盆のことを指します。地域によっては「はつぼん」「ういぼん」と呼ぶところもあります。故人様が亡くなられてから初めてのお盆ですので、何を準備したらよいか分からない方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、新盆を迎える時期や当日の流れ、お供え物など準備しなければならないことについてご紹介します。

お盆のお墓参りはいつ行けばいい?手順やお供え物は?

お盆のお墓参りはいつ行けばいい?手順やお供え物は?

日常が多忙であったり、お墓が遠方にあるという理由から、なかなかお墓参りに行けない方でも、お盆休みには帰省してお墓参りへ行かれるという方は多いではないでしょうか。しかし、お盆期間中のお墓参りは、どのタイミングで行くのがよいのでしょうか?また、お供えものなどお墓参りに必要な持ち物とはなんでしょうか? そこで今回は、お盆期間中のお墓参りへ行くタイミングやお墓参りの手順、その際にお持ちする物などについてご紹介します。

関連する記事「お盆」について

お盆にご葬儀や火葬は執り行える?気を付けるべき点をご紹介

お盆にご葬儀や火葬は執り行える?気を付けるべき点をご紹介

新盆って何をするの?新盆を迎えるにあたって準備することとは?

新盆って何をするの?新盆を迎えるにあたって準備することとは?

お盆のお墓参りはいつ行けばいい?手順やお供え物は?

お盆のお墓参りはいつ行けばいい?手順やお供え物は?

お墓参りにも正しい作法と流れがある?!【仏教編】

お墓参りにも正しい作法と流れがある?!【仏教編】