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2020-05-22

お盆のお墓参りはいつ行けばいい?手順やお供え物は?

日常が多忙であったり、お墓が遠方にあるという理由から、なかなかお墓参りに行けない方でも、お盆休みには帰省してお墓参りへ行かれるという方は多いではないでしょうか。しかし、お盆期間中のお墓参りは、どのタイミングで行くのがよいのでしょうか?また、お供えものなどお墓参りに必要な持ち物とはなんでしょうか?

そこで今回は、お盆期間中のお墓参りへ行くタイミングやお墓参りの手順、その際にお持ちする物などについてご紹介します。

お盆期間中のお墓参りのタイミングは?

地域によって異なりますが、一般的なお盆休みにあたるお盆の期間は、8月13日~16日までの4日間となります。実は、お盆期間中のお墓参りについては、この日に必ず行かなければならないという決まりはないため、お盆期間中でしたらいつ行っても問題ありません。

ただ、お盆とは、ご先祖様を始め亡くなった方々があの世からこの世に帰ってくる時期だとされていますので、迎え盆の8月13日に、ご先祖様の御霊をお迎えするためにお墓参りに行くのが通例とされています。時間帯は、他の用事よりもお墓参りを優先するという考え方から、お盆に限らず、お墓参りは基本的には午前中に行くのがマナーとされています。したがって、13日の午前中にお参りをするのがベストでしょう。

また、地域や宗教によっては、お見送りとして16日もお墓参りに行かれる方もいらっしゃいます。お見送りのお墓参りに行く場合は、ゆっくりお帰りいただくよう、夕方にお参りする方もいますが、防犯上あまり暗い時間は避けた方がよいでしょう。

お供え物などの持ち物は?

お墓参りをする際の持ち物は、お供え物の他、お墓を手入れする掃除用具などがあります。

<お供え物>
・生花(一対)
・お線香
・ロウソク
・お供え用のお菓子や飲み物(水やお茶)
・供物を置くための半紙

<その他必要な持ち物>
・数珠
・ライターなど
・タオルや雑巾(2~3枚)
・お墓の掃除用品(タオル、柔らかいスポンジ(柄付きだと便利)、毛の柔らかいブラシ)
・持ち帰り用のゴミ袋

また、寺院や霊園にある墓地は、柄杓(ひしゃく)や手桶が備えている場所がほとんどですが、無い場合は持参しましょう。生花を霊園など現地で購入した場合は茎の長さを切ってもらえますが、持参した場合は「花ばさみ」があると自身で長さを調節できて便利です。お墓の掃除する際には、「軍手」もあると役立ちます。

服装に決まりはある?

結論から先に述べますと、お盆の時期のお墓参りの際の決まった服装はなく、通常のお盆のお墓参りであれば、普段着で問題ありません。お墓の掃除もすることも踏まえて、汚れても問題ない服で行くのがよいでしょう。

なお、場所的なことを考慮しますと、過度に柄が派手な服や派手なアクセサリー、香りの強い香水などは避けるのが無難です。また、足場の悪いところもあるかもしれませんので、転倒を防止する意味でもハイヒールなどのかかとの高い靴は避けましょう。

お墓参りの手順

仏教では、お墓参りをすることで故人様やご先祖様の冥福を祈るという意味があります。また、一人ひとりがご先祖様より与えられた命に感謝し、家族の幸せを祈るという意味も込められています。

寺院墓地の場合は最初に本堂にお参り

菩提寺または霊園に着いたらまずは手を洗い清めます。寺院墓地の場合は、本堂にお参りをした後に故人様やご先祖様のお墓に向かいます。なお、寺院墓地内に永代供養墓や共同墓などの合祀墓がある場合は、そちらもお参りしておきましょう。

また、故人様やご先祖様のお墓に向かう前に、手桶や柄杓をお借りしてお墓掃除や墓石に掛けるための水を汲んでおきましょう。

隣のお墓にお参り

故人様やご先祖様のお墓の隣にお墓があれば、そちらのお墓もお参りしましょう。
故人様やご先祖様のお墓に直行してしまう方が多いかと思いますが、故人様やご先祖様は様々な方たちにお世話になっておりますので、感謝の気持ちを表す大切な機会です。そのため、感謝の気持ちをお参りすることで表しましょう。

お墓の掃除

故人様やご先祖様のお墓に到着したら、お墓参りよりも先にお墓掃除を行います。まず敷地内の雑草や枯れ葉などのごみを取り除き、次に墓石の汚れを落とします。汚れがひどい、苔が生えているという場合もあるかと思います。その際は、水を掛けてスポンジなどで擦り、墓石周りにある水鉢や花立なども丁寧に洗い、最後にタオルなどで水気を拭き取ります。

墓石以外では、花立てや線香受けを洗い、落ち葉や雑草を取り除くようにしましょう。ただし、隣の植栽がはみ出していても植栽はお隣に所有権がありますので、勝手に切ってはいけません。気になるようでしたら寺院に相談しましょう。

生花や菓子・飲み物を供える

半紙を敷いて、その上にお供え物を置きます。生花の茎の長さを揃え、新しい水を入れた花立に供えます。お供え物は、季節の果物や故人様がお好きだったお菓子・お花を供えると喜ばれることでしょう。

お線香を供え合掌する

ロウソクなどを使ってお線香に火をつけたら、故人様と縁が深い人から順に、お線香を線香受けに寝かせ(立てる場合もあります)、合掌礼拝を行います。このとき墓石の前にしゃがみ、数珠があれば手にかけて拝みましょう。合掌中、唱えられる方は、お経をあげるとよいでしょう。

後片付け

カラスに荒らされないように、お供えした飲食物は持ち帰ります。掃除などで出たゴミも持参したゴミ袋に入れて持ち帰りましょう。

お墓参りで注意すること

お墓参りをされる際に注意しなければならないことがいくつかあります。以下に気をつける点をまとめましたので、ご参照ください。

・掃除ができるように動きやすく、落ち着いた服装でお参りすること
・お墓を磨く際、金属製のタワシなど傷がつくもので磨いてはいけない
・お墓が痛む場合があるので、墓石に水をかけたままにしないこと(地域や宗教により異なります)
・お酒を墓石にかけてはいけない
・お線香が炎を上げている場合は手であおいで消すこと
・お供え物を置いて帰らないこと

お盆にお墓参りに行けない場合は?

お盆にどうしても外せない用事ができてしまったり、猛暑で外出するのが厳しいといった事情でお墓参りに行けない場合には、お墓参りを前倒しする、または涼しい気候の日に行くなど、無理のないタイミングでお墓参りをされるとよいでしょう。

まとめ

お盆に限ったことではありませんが、お墓参りにもマナーがあります。お盆の意味やお墓参りの正しい作法をしっかりと理解した上で、お盆を迎えることは先祖様のよりよい供養にも繋がり、お手入れされたお墓でお迎えすることで、お盆に戻ってこられるご先祖様や故人様も喜ばれることでしょう。


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