
公開日2024/01/12|最終更新日2024/01/12
ご葬儀へ向かう際、どのハンカチを持って行こうか、悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。ハンカチはお出かけの際にも必要になるアイテムですが、基本はしまっておくものであるため、どのようなデザインでも問題ないだろうとお考えになる方も少なくないでしょう。
しかしながら、ご葬儀は非常に格式の高い式典のため、ハンカチに関しても守らなければいけない決まりがあるのです。そこでこの記事では、ご葬儀に持ち込むハンカチのマナーを詳しくご紹介していきます。
ご葬儀へ持ち込むハンカチは、汗や手を拭く以外に、故人様を偲んで涙を拭う時にも利用します。つまり、多くの方々がいる前で、カバンやポケットから取り出す機会も少なくありません。
多くの方の目に触れるため、ご葬儀でのハンカチは基本的にシンプルなものを選ぶと良いでしょう。一昔前は白いハンカチがマナーであるとされていましたが、現代では白か黒のどちらでも良いといわれています。逆に、色彩の華やかなハンカチは避けた方が無難です。では、ご葬儀にふさわしいハンカチとは、具体的にどのようなものになるのでしょうか。
ご葬儀のハンカチとして選ぶべき色は、基本的に白が無難です。しかしながら近年では、喪服の色に合わせた黒でも問題ないとされています。なお、ご葬儀用のハンカチは、コンビニや100円ショップ、デパートのフォーマルコーナー、ネット販売でも入手できます。
冠婚葬祭の小物を取り扱うお店では、葬祭用として深い紺色や落ち着いたグレーも売られているのを見かけますが、白と黒以外の色はご葬儀以外の法事やお通夜で使用すると良いでしょう。
なお、ご葬儀の会場にはさまざまな考えの方が集まるため、一般的に受け入れられやすい白を選んでおくと安心です。もしも、ご自宅に用意がない場合は、いざという時のために準備しておきましょう。
ご葬儀に持ち込むべき基本的なハンカチは、白の無地が適切です。ただし、小さいワンポイントが入っている、または控えめなレースで縁取られているといったシンプルなデザインなら、許容範囲と考えて問題ありません。
ハンカチの素材は、綿やポリエステル、麻のものを選びましょう。しっかりとアイロンをかけておくのが基本です。シルクは高級素材なので一見良さそうに感じますが、光沢があるため避けましょう。またタオル地も、カジュアル感が強まるためおすすめできません。
ご葬儀に持ち込むハンカチは、基本的に白い無地が無難ですが、マナー違反になる色のハンカチは持ち込むことのないように注意しましょう。なお、マナー違反になる色とは、赤・黄色・青・緑・ピンクなど、きらびやかな印象を与えるものです。
また、いくら白一色とはいえ、華やかさを感じるデザインも避けます。例えば、同系色でも華美なレースで縁取られているもの、ラインストーンがあしらわれているもの、大ぶりの刺繍が施されているものは悲しみの席にふさわしくありません。また、チェックの模様や水玉がデザインされているものもマナー違反になります。ラメが入っているデザインは、より派手な印象になりますので使用を控えましょう。
加えて、ハンカチのサイズは大きすぎても小さすぎてもカジュアル感が高まるので、40cm程度の一般的な大きさを選んでおくと良いでしょう。
さまざまな色やデザインが用いられた華やかなハンカチの使用は、会場で悲しんでいるご遺族に対して失礼に当たりますので、持ち込むことのないよう気を付けましょう。
ご葬儀では、ハンカチを常に手に持ち行動することは避け、使用時以外はバッグか服に入れておくことが基本です。なお、男性・女性・お子様では、それぞれ持ち方のマナーが異なることも覚えておきましょう。
男性は基本ご葬儀でバッグを持ち歩かないため、ハンカチはズボンのポケットに入れておきます。なお、結婚式でよく見かけるポケットチーフの使用ですが、日本のご葬儀ではマナー違反となりますので気を付けましょう。
女性の場合、バッグを持つことが服装のマナーとなっているため、ハンカチはバッグへ入れておくようにします。和装の場合は、袂(たもと)に入れても良いでしょう。また洋装の場合、ハンカチを入れても服が膨らんで見えなければ、ポケットに入れても構いません。
子どもの年齢が小学生以下の場合は、同行した大人が持っておきます。なぜならば、ハンカチをうっかり落としてしまったり、出し入れがスムーズにできなかったりする可能性があるためです。
子どもに持たせるハンカチの色やデザインは、大人の持ち物ほど細かなマナーはありません。しかしながら、キャラクターものや派手すぎるデザインはやはり避けるべきです。なお、中学生以上の年齢の方は、大人のマナーと同様にしましょう。
ご葬儀は、故人様との最期の別れを悼む大切な儀式です。したがって、ご遺族に失礼のないよう、服装はもちろん、持ち物にも気を配るようにしましょう。いざという時のために、本記事でご紹介した内容をお役立ていただければ幸いです。
60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。
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