2019-06-10
訃報は突然やってくるものです。お通夜に参列する際の正しい服装、持ち物、マナーに迷ってしまう経験はありませんか。正しいと思っていた服装や立ち振る舞いが実はマナー違反だったとしたら…ご葬儀は厳粛な儀式の場です。
だからこそ、誰もが故人様やご遺族に対して失礼のないよう、正しいマナーや知識をもって参列したいものだと思います。
今回はお通夜の正しい服装とマナーについて解説していきます。
お通夜では喪服を着用することが最近では、一般的となっています。
喪服とは本来、「喪に服している」という意味があります。弔問客は故人様を偲ぶために正装するという意味で喪服を着用するのがマナーとなります。
男性の服装は一般的に略式礼服であるブラックスーツ・ブラックフォーマルになります。スーツ以外に身に着けるものとしては、白いワイシャツに黒いネクタイ、黒いベルト、黒い靴下、光沢のない黒靴といったようにワイシャツ以外は黒で整えます。また、時計は光沢のあるデザインや、派手なものは避けるようにしてください。
※季節が夏の場合でも上着を脱がいないのがマナーです。季節が冬の場合はコートを着用していってもいいのですが、葬儀式場に到着した際に受付に預け、式中は着用しないようにしましょう。
女性の服装は一般的に略式礼服であるブラックスーツ・ブラックフォーマルになります。女性の喪服は男性とは違い、ワンピースやアンサンブルを選ぶことができます。ストッキングや靴は黒のものを選びましょう。また、アクセサリーは真珠のものが定番となっています。
60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。
法事の案内状にある「平服でお越しください」という言葉を見て悩まれたことがある人は少なくないと思います。「平服」という言葉から、Tシャツやコットンパンツなどの「普段着(私服)」をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような服装で法事に参列してもよいのでしょうか。 そこで今回は、法事に呼ばれる前に覚えておきたい法事における装いのマナーついてご紹介いたします。
仏教では、故人様が亡くなった後四十九日の法要を境にして忌明けとなりますが、神式では「50日祭(ごじゅうにちさい)」という儀式で忌明けを迎えられます。ただし現代の日本では、仏教上での法要を行う場合がほとんどであり、神式の儀式を経験されている方はほんのわずかです。したがって、神式についての詳細はあまり知られていません。
お通夜とは、ご葬儀の前日に執り行われる仏教の儀式です。故人様をお送りする儀式のひとつであり、「ご葬儀や告別式とは何が違うの?」「何のために行うの?」と不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。今回は、お通夜の意味や目的、一連の流れ、参列時のマナーや香典の書き方について解説していきます。突然の連絡に慌てることのないよう、本記事でお通夜について学んでいきましょう。