
公開日2020/04/03|最終更新日2020/04/03
ご葬儀の際のメイクは「薄化粧で会葬しましょう」と言われていますが、具体的にどのようなメイクが望ましいのかよく分からないという方は多いのではないでしょうか。また、薄化粧ということは、ノーメイクでも問題ないのだろうかと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ご葬儀の際に相応しいメイクマナーやメイクをする上で気をつけるポイントについてご紹介します。
ご葬儀に会葬する際のメイクは、ご遺族も会葬者も片化粧(かたげしょう)をするのがマナーになります。片化粧とは、喪服を着用している際にする化粧のことで、薄化粧で紅(口紅)を引いていないメイクのことをいいます。
日常的にするメイクは、自身を健康的で華やかな印象にしたり、おしゃれに見せたりするなどの目的でする方が多いと思います。しかし、ご葬儀の場では、上品さや慎ましさが求められるので、鮮やかな色使いのメイクやパールやラメの入っている化粧品を使用した華美なメイクはしない方がよいのです。
華やかなメイクをするのは望ましくないため、ノーメイクでご葬儀に会葬してもよいのではないかと思う方もいらっしゃると思います。しかし、ご葬儀の場でのメイクは、「身だしなみ」という側面もあるので、ノーメイクでご葬儀に会葬するのはマナー違反になります。化粧品を使用するとアレルギー症状が出るなどの事情がある場合を除いては、きちんとメイクをして会葬するようにしましょう。
ご葬儀に会葬する際は片化粧と先述しましたが、メイクの仕方には個人差があります。基本的には、普段するメイクよりも控えめなメイクにすることを意識しますが、具体的にはどのようなメイクにするとよいのでしょうか。
以下で、ベースメイク・眉と目元・頬・口元・手元に分けて、ご葬儀の際に相応しいメイクのポイントについてご紹介します。
ベースメイクは、光沢がでないようマットな仕上がりにします。化粧下地やBBクリームの上に、パールの入っていないパウダーをつけるとマットな仕上がりになります。クマやシミが気になる方は、ファンデーションやコンシーラーを使って隠しても問題ありません。その際は、厚塗りにならないように気をつけましょう。
・眉
眉毛は、書き方によって顔の印象が変わる重要なパーツです。細すぎる眉や太すぎる眉はご葬儀の際には不自然に見えます。眉を整えるということを意識して書くことで自然な眉毛になります。
アイブロウは、髪の毛の色に合わせて選ぶのが基本ですが、明るすぎる場合はダークグレイ系やブラウン系の色を選ぶとよいでしょう。
・目元
アイシャドウは、ブラウンやベージュ系の色のものであれば使っても構いません。ラメやパールの入ったものは避け、塗りすぎないように注意しましょう。
目を大きく見せる効果があるアイラインやマスカラは、基本的に必要ありません。使用する際は、まつ毛の隙間を埋めるという程度にとどめるとよいでしょう。また、不意に涙が出た際にアイメイクが落ちてしまうことがあるので、ウォータープルーフのものを使用するとよいでしょう。
目元の印象を変えることができるカラーコンタクトやつけまつげですが、ご葬儀は故人様の死を悼む場であって、おしゃれをする場ではないので控えたほうが無難です。
頬に入れるチークは、血色をよく見せる効果がありますが、ご葬儀の際のメイクでは基本的には入れる必要はありません。
ただし、チークをいれないと極端に顔色が悪く見えるのであれば、頬骨の高い位置に薄く塗るとよいでしょう。他のポイントメイクと同様に、ラメやパールが入っていないピンク系やベージュ系のものを選ぶとよいでしょう。
ご葬儀の際のメイクである片化粧では、薄化粧で紅(口紅)を引いていないメイクをすると上述しましたが、口紅をしないと不健康な印象になることもあるので、ブラウン系やベージュ系の口紅を薄く引いてもよいでしょう。
爪は適度な長さに切り、きちんと整えましょう。ネイル(マニキュア)はしないことが望ましいです。ネイルサロンで施術したジェルネイルなど、自分で簡単に落とすことができないネイルやネイルアートなどをしていて、ネイルを落としている時間がない場合には、上からマットなベージュ系のマニキュアをするか、ご葬儀用の黒色の手袋をして隠すようにしましょう。
ただし、ご葬儀用手袋は仏式の焼香の際や食事の席では外すのがマナーになります。大きなデコレーションネイルをしている際には、上から肌色の絆創膏を貼って隠してもよいでしょう。
ご葬儀は、故人様と最期のお別れをする大切な場です。ご葬儀の場に相応しい服装やマナーがあるように、メイクにもご葬儀の場に相応しいメイク方法があります。ご葬儀の際のメイクは控え目にするということを意識し、故人様やご遺族に配慮することを忘れないようにしましょう。
60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。
昭和中期頃までは、ほとんどのご家庭で自宅葬を行うのが主流とされてきました。しかしながら、現代では住宅事情の変化に伴い、葬儀社へ依頼し斎場を借りて故人様を送り出す形が一般的です。そのような中でも、最期は故人様を自宅から送り出してあげたいと考える方もいらっしゃいます。 そこで当記事では、現代社会において、ご自宅を使用し家族葬を執り行うことは可能なのか、また、ご自宅でご葬儀を行うメリットや費用相場も合わせてご紹介します。
最終更新日2025/12/26
近年では独身の方が増加傾向にあり、ご自身の身にもしものことが起こった時のご葬儀や埋葬について、さまざまな思いを抱える方が増えました。しかしながら、現代の背景に寄り添った「死後の対策」を立てることができるのはご存じでしょうか。 そこで当記事では、一人っ子や独身の方が先々悩まないための知識や、生前からできる準備などについてご案内します。
最終更新日2025/12/26
家族葬とは、ご家族や故人様とご縁が深かったご友人などの少人数で行うご葬儀です。ただし、お呼びする方の基準がはっきりと定められていないため、ご親族の中でも故人様と血縁関係のない義両親については、お呼びするかどうか決める際に悩む方も多いでしょう。 そこで当記事では、義両親を家族葬に呼ぶ判断基準や、招待しない場合の断り方について解説します。
最終更新日2025/12/12