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火葬後の残ったご遺骨はどうなるの?ご遺骨の残り方やご遺骨の扱いについて

公開日2021/04/16|最終更新日2021/04/16

故人様のご遺体はご葬儀を執り行った後に火葬され、その後ご遺族やご親族などが故人様のお骨を拾って骨壺に納めるご収骨(骨上げ)を行います。その際、骨壺に収まりきらずにご遺骨が残ってしまうことがありますが、残ってしまったご遺骨はどうなるのでしょうか。

そこで今回は、火葬の方法や火葬後に残されたご遺骨の扱いなどについてご紹介します。

ご収骨の方法は東日本と西日本で異なる

火葬した後に、ご遺骨を拾うことを「ご収骨(拾骨、骨上げ、骨拾い)」と言います。ご家族やご親族のご葬儀に参列されたことがある方は、一度はご収骨を行ったことがあるかもしれません。

このご収骨ですが、実は東日本と西日本でご収骨の方法が異なります。東日本の場合、基本的にご収骨の際には全てのご遺骨を収めますが、西日本では一部のご遺骨のみを収めます。そのため、西日本ではご遺骨が多く残ることになります。

火葬後のご遺骨の残り方

火葬されたご遺骨の残り方は、火葬の方法やご遺体の状態によって変わってくることをご存知でしょうか。以下では、火葬の方法やご遺体の状態での違いについてまとめましたので、ご参照ください。

火葬の方法について

ご遺体を火葬する際の方法は大きく分けて2つの方法があります。

・ロストル式
ロストル式は、お棺をロストルと呼ばれる格子の上に置いてバーナーで焼く方法になります。ロストル式では骨受け皿とお棺の合間にロストルが入っていてご遺体を焼いていくうちにご遺骨が骨受け皿に落ちていく仕組みになっています。

ロストル式は費用があまりかからず作成も容易ですが、近年では後述する「台車式」におされてしまい、ロストル式を採用している火葬場は現在約1割程度とされています。

なお、ロストル式では台車式に比べてご遺骨がきれいに残りにくいという点が挙げられます。

・台車式
現在、火葬場で主流となっているのが「台車式」になります。台車式は主燃料炉においてバーナーで台車とお棺を一緒に焼くという方法になります。台車式ではご遺体を焼く際に出る悪臭や有毒ガスを無害にする炉が基本的なため、その分コストはかかりますが衛生面などの面から現在では台車式が広く普及しているようです。

なお、台車式の場合、ロストル式に比べてご遺骨がきれいに残りやすくなっています。

ご遺体の状態で異なるご遺骨の残り方

火葬後のご遺骨の残り方については、性別や年齢などの個体差が大きいとされています。そのため、きれいにご遺骨が残るように、火葬場の職員がご遺体状態を見て時間や温度の調整をしています。

ただし、故人様がご高齢の場合、骨粗しょう症などによって骨密度が低いためにご遺骨の残りが少なかったり灰ばかりになってしまうこともあります。また、男性と女性では骨の大きさが異なるため、火葬後のご遺骨の残り方が変わってきます。

火葬後に残ったご遺骨はどうなる?

火葬後に残ったご遺骨については、砕かれて灰の状態になるのが一般的とされています。法的にはご収骨後に残ったご遺骨は自治体の所有となり、「不用品もしくは廃棄物(一般廃棄物)として処分することができる」と定められています。なお、自治体によっては処分場が設けられていることもありますが、残ったご遺骨を一般廃棄物として処理するのは遺族感情からしてかなり抵抗があると思います。

そのため、残ったご遺骨の処理方法については、「残骨供養堂」や「永代供養堂」に収められるのが最も多いです。多くの場合、専門の処理業者が有害物質の除去やご遺骨に残された貴金属のリサイクルなどを行い、粉骨した上で残骨供養堂や永代供養堂に埋葬をされているようです。

まとめ

ご遺体を火葬した後に残ってしまったご遺骨がどう処理されるのかを知っておけば、安心して故人様の供養ができることでしょう。ご自身の死後に、ご遺骨をどのように扱ってほしいのかを改めて考えてみることをおすすめします。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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