2019-07-19
ご葬儀が一段落し落ち着いたころに、故人様の残した大切な遺品の整理をすることを考えることになります。思い出の遺品を処分することにためらう人もいらっしゃるでしょう。またどのくらいの時期に遺品整理をはじめてよいのか悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。セレモニーでも、故人様の残した遺品を回収して供養するサービスもおこなっております。今回は遺品整理の仕方や時期について説明します。
遺品が多く1日で整理ができそうもない場合は、
・この日にはこの部分を整理する
・別の日には残りの部分を整理する
というように作業計画をたてるとスムーズに進みます。
遺品は次のように分類するとわかりやすく整理できます。
<必ず保管しておくもの>
通帳・株券・家屋などの権利書・領収書のほか、故人様の愛用品・宝飾品・骨董品など
<処分するもの>
不用品・下着・衣類・不要な生活雑貨や家具家電など
<不明なもの>
高価な着物・衣類・靴・貴金属・腕時計など
故人様の趣味だったものやコレクション、写真など
さらに、この不明なものを
・とりあえず保管しておくもの
・形見分けにするもの
に分けておくと、さらにわかりやすくなります。
ある程度の分類が終わったら、内容がわかるようにラベリングをしたり、写真を撮るなどしてリスト化しておくのもおすすめです。
遺品整理を気持ちが落ち着いた状態でできるとは限りません。その中で処分するかどうか迷うものがあるときは、すぐに処分せず、一旦保管するようにしましょう。
処分を急いでしまったために、「あの時、捨てなければよかった」と後悔することになるかもしれません。
一旦保管することにした遺品について、落ち着いてからゆっくりやろうと思っているうちに忘れてしまうことがあります。たとえば、「半年後の月命日に遺品の見直しをする」というようにすると忘れづらくなるのでおすすめです。
遺品整理はいつからはじめなければならないという決まりはありません。
ただし、故人様の生活されていた環境によって、遺品整理をはじめたほうがよい時期に違いがあります。
故人様がおひとりで賃貸物件や介護施設などで生活しており、すでに退去日が決まっている場合は、すぐに遺品整理を始める必要があります。
その際、まず明け渡しの日程や費用に関して、大家さんや管理会社に確認します。そこから、逆算して遺品整理をはじめるようにします。
故人様が自己もしくは家族所有の住宅で生活していた場合は、特別急いで遺品整理を始める必要はありません。ご遺族様の心が落ち着いてからゆっくりと整理するようにしましょう。
悲しみが癒えないうちに遺品整理をしなければならない場合や、大量に遺品の整理しなければならない場合など遺品整理の代行サービスの利用の検討をすることもよいでしょう。
セレモニーでは、遺品整理の代行サービスのご案内も行っております。
また、回収したのち、ご供養もおこなっております。
お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。
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