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2019-07-19

遺影はどんな写真を選べばいい?

葬儀の場で祭壇に飾られる「遺影」。遺影を見ることによって、参列者は故人の人柄を感じたり、故人との記憶を思い出すことでしょう。

そんな重要な役割を持つ遺影ですが、今までに撮った写真の中から選んだらいいのか?生前遺影を撮るべきか?どんな写真を選ぶのが相応しいのか悩むところです。

セレモニーでは故人様の生前の輝きを再現するレタッチ(画像編集技術)のチームが、写真を通していつまでも素敵な記憶を残すお手伝いをさせていただいております。

今回は、遺影写真を選ぶときに知っておきたいポイントや、葬儀が終わったあと遺影はどうしたらよいのかなどを説明させていただきます。

遺影を選ぶポイント

遺影の写真はなるべく保存状態がキレイなもので、故人らしさが出ている写真であると良いでしょう。近年はデータでのご依頼が増えておりますが、写真をお預かりしての、ご依頼もあります。その場合、高解像度処理でスキャンし、データ化したのち、レタッチをおこなっていきます。
故人が気にいっている写真で、遺影にはこの写真を使って欲しいと希望がある場合は、それを使うのがベストです。
ここでは、いくつかポイントをお教えいたします。

近年撮影した写真

直近に撮影をした、写真を選ぶ方が良いとされますが、亡くなる直前まで、病院に入院していたなどの場合は、元気だった頃の写真を選んだ方が良いでしょう。

正面を向いている

正面、もしくは少し斜めを向いている写真であれば問題ないでしょう。
また最近では、笑みを浮かべた写真の遺影も増えております。遺族は、葬儀が終わったあとも遺影を眺めることもあるでしょうから、故人の人柄が出ている穏やかな表情の写真を選ぶと良いでしょう。

ピントが合った写真(光沢写真)

セレモニーに写真を渡した場合、遺影用の大きさに引き伸ばします。ほんの少しでもピントがずれてしまっている写真を拡大すると、ぼやけた印象の遺影になってしまいます。また網目の写真やインクジェットプリンターで出力した写真は凹凸やドットが目立つので遺影には向いていませんので、美しく仕上げることができる光沢写真を使うようにしましょう。

故人が大きく映っている写真

映りの良い写真を見つけたら、その中からなるべく大きく映っている写真を選びましょう。小さく映っている写真だと引き伸ばしたときにぼやけてしまうことがあるためです。

写真をデータで渡す

デジタルカメラやスマホなどで撮影した写真がある場合は、データで渡すようにしましょう。
その際、200万画素数以上の写真を選ぶようにしましょう。

逆に、遺影を選ぶ上で気にしなくていいこともあります。
例えば、背景や不要な部分を消したり、衣服を別のものに差し替えることが可能です。他、カラー写真をモノクロにするなど、希望があれば葬儀社に伝えましょう。

生前遺影(メモリアル写真撮影)について

生前遺影とは生きているうちに葬儀で使う遺影を作ることです。ここ数年、終活の一貫として生前遺影を準備する方も増えてきています。
また、突然のことで、遺影の写真を…と探したものの適当な写真が見つからないという場合もあるでしょう。そのような状況にならないためにも、生前から写真店や専門の遺影撮影サービスを利用するのも良いでしょう。プロのメイクやカメラマン、画像加工もセットになっており、満足のいく遺影を準備することができます。
セレモニーでは、そういった撮影を各エリアで行っておりますので、ご利用してみてはいかがでしょうか。

葬儀が終わったら遺影はどうする?

ご葬儀を終えたら、遺影はどこに飾れば?
置く場所や置き方はどうしたらよいのか?
亡くなった日から時間が経つにつれ置き場所も変わっていきます。飾ってはいけない場所などの注意点も含め、正しい遺影の飾り方を挙げていきますので参考にしてみてください。

四十九日までの間の置き場所

仏壇の近くか、床の間に祭壇を作り飾ります。

四十九日を過ぎたら…

祭壇を片付けて先祖代々の遺影写真が飾られているところがあれば、順番に並べますが、最近では、先祖の写真を壁掛けする家も少なくなりました。遺影そのものには宗教的な意味はないので、遺影自体はしまっておくか、小さい写真をフォトフレームなどにいれて飾っておきましょう。小さい写真を飾るときには場所に決まりはありません。

お盆や法事で使う場合

初盆や法事などで使用する場合は遺影を大切に保管しておきましょう。
その際、盆棚の台を用意し、故人を迎えましょう。
棚には位牌、お盆の供物、花、故人の好物などを置きます。

こんな置き方はダメ!

 ・仏壇の上は、ご先祖様を見下しているような意味合いになります。
 ・玄関は人の出入りが激しい場所なので避けましょう。
 ・西向きに飾らないこと…西日が差して写真が色あせてしまう可能性があります。

まとめ

遺影の置く場所やしまう場所が無い場合、処分される方もいらっしゃいます。処分の仕方に決まりもありませんが、お寺や神社で供養してもらえますので、お願いしても良いでしょう。
大切なのは故人を思う気持ちですので、それぞれの事情に合った方法を選びましょう。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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