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2020-03-19

ご収骨の流れと作法。分骨をしたい場合はどうすればいい?

身内が亡くなると、ご遺族は悲しみにひたる間もなく、葬儀社や故人様の関係者への連絡やお通夜式、ご葬儀・告別式の準備に追われます。そんな時、ご葬儀のお手伝いをしてくれる人が必要となります。

そこで今回は、ご葬儀をスムーズに進めるための受付や会計などの役割とその内容、お願いする人への対応やお礼についてご紹介します。

必要な役割と仕事内容

ご葬儀に参列すると、多くの方がご葬儀のお手伝いをしています。もちろん、そのほとんどが葬儀社のスタッフの方々ですが、中には故人様の親族や知人の方が係りを務めていることがあります。

その係りにはいくつか種類がありますが、「受付」「会計」「台所・接待」「車両」が一般的とされています。以下で、それぞれの役割と具体的な仕事内容についてご紹介します。

なお、後述する係りにおいて「台所・接待」「車両」に関しては、現在では葬儀社に対応してもらえますので、早期に葬儀社に連絡をして間に入ってもらうことで、ご遺族の負担が軽減されます。

受付

受付は、弔問客を出迎え、芳名帳にご住所やお名前などの記帳をお願いし、返礼品や香典返しが即日返しの場合は手渡します。また、弔問客の上着や帽子をお預かりしたり、供物や弔電を受け取ったりすることもあります。

受付は弔問客と最初に顔を合わす役割ですので丁重な対応のできる人にお願いしましょう。香典を預かる重要な役どころであり、式場に案内をする場合もありますので、最低でも2名以上が必要です。

会計

会計は、受付の方と連携して業務をこなし、受付が受け取った香典を預かり内容を確認します(香典袋に書いてある金額と中身が一致しているかなどをチェック)。香典袋に書いてある金額と中身の合計金額を計算したら、喪主ないし喪主から指定された方に香典をお渡しするまで香典を管理します。

大金を扱う上、正確さと速さが求められる役割ですので、受付と同様に最低でも2名以上にお願いするとよいでしょう。

台所・接待

司式者・ご遺族・弔問客へのお茶出しや食器の片づけ、またお通夜式を行う場合は「通夜振る舞い」、ご葬儀・告別式では「精進落とし」の際には料理の準備、手配を行います。

ご親戚や親しい近所の方で女性の方にお願いすることが一般的です。ご葬儀の規模にもよりますが、お茶出しだけであれば2名以上。お料理を準備する場合は3~6人に依頼するとよいでしょう。

車両

駐車場を確保し、弔問客の車を駐車場へ誘導する係りです。また、タクシー、バス利用による送迎者の手配も行います。長時間外にいる係ですので、気候が厳しい夏場や冬場は交代制にして2名以上にお願いしましょう。

誰にお願いすればいい?

各役割において先述した通り、ご親戚やご友人、ご近所の方、会社関係者、町内会などで関わりのある方にお願いするのが一般的です。参列者が多い大規模なご葬儀であれば、それに見合った人手が必要になりますし、式場によっては役割分担も変わります。お願いする人が見つからない、人手が足りないといった場合には、葬儀社に依頼することができますので、困った時には迷わず相談しましょう。

お手伝いをしてくれた方へのお礼は?

お手伝いをしてくれた方へのお礼は、現金を渡す場合や品物をお渡しする場合、ご葬儀後にお出しする食事で代える場合もあります。

現金をお渡しする場合は、お礼の金額は地域などによって様々ですが、不祝儀袋、もしくは白い封筒に包み、「志」と表書きをして渡します。または、香典返しの際に同等の金額のお品物か商品券を一緒にしてお送りしてもよいでしょう。

まとめ

大切なご家族が亡くなられて間もなく、ご遺族はご葬儀の準備や対応に追われます。そういう時は無理をせず、周囲の方々にお手伝いをお願いすることで、ご遺族の心身の負担を減らし、ご葬儀をスムーズに進めることができます。もちろん、お手伝いしてくださった方への感謝も忘れないようにしましょう。

また、先述しましたが、係りについては現在では葬儀社の方が代行してくれることもあります。そのため、係りを頼むのが難しい場合は葬儀社に相談しましょう。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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