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2021-03-12

生前整理はどうすればいいの?生前整理のメリットや進め方のポイントとは?

生前整理はどうすればいいの?生前整理のメリットや進め方のポイントとは?

ご存命のうちにご自身の財産や持ち物などを整理する「生前整理」。終活という言葉が普及したことにより、生前整理に関しても広く認知されるようになりました。そこでいざ生前整理を決心したものの、何から手を付けていけばよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、誰もがいつかは直面する「もしもの時」に備えて、生前整理ですべきことや進め方などについてご紹介します。

生前整理とは?

ご自身の体が元気で体力や時間に余裕があるうちにご自身の財産や持ち物の整理を行うことを「生前整理」と言います。近年では高齢者だけでなく、20代や30代の若い世代でも生前整理を行われる方もいらっしゃるようです。

生前整理を行う目的は、ご自身が亡くなられた後に遺されたご家族に遺品の整理や処分の苦労をかけないためです。何の準備もなく亡くなられた方の遺品を整理するのは、非常に大変です。特に近年では、一人暮らしの高齢者の方が増えており、膨大な遺品を片付けるのは精神的にも肉体的にも負担が大きいものです。

たとえ一人暮らしをされていなくとも、遺されたご家族に苦労をかけさせないためにも、ものを減らしたり、亡くなられた後のものの行き先を決めておく生前整理はとても大切になります。

また、生前整理を行うことは遺されたご家族だけでなくご自身のためにもなります。生前整理はご自身の人生を棚卸しし、本当に必要とするものだけにシンプル化することでもあります。ものだけでなく、お金や人間関係などの問題を片付けて、本当に必要なものだけで暮らすことができれば、よりよく生きることができるはずです。若い世代の方々にも生前整理が広まってきているのはこのような理由もあるのではないでしょうか。

生前整理の中身とは?

生前整理の対象となる品には、「財産」と「品物」があります。この2点のうち、遺されたご家族が困らないようにするために大切なのが「財産」の整理です。

財産には、「金融資産(現金・株式・預貯金など)」「不動産(土地・建物)」「貴金属」「美術品」などがあります。ご自身の財産を明確にして、その相続についてご自身の考えを伝えることは、遺品相続時のご家族間でのトラブルを避けるためにも非常に大切なことです。

一方の品物には、「思い出の品(写真・手紙・日記など)」「コレクション」「パソコンやスマートフォンのデータ」などがあります。

財産と品物に関しては内容的に異なる点があるため、それぞれの生前整理のやり方に関しては分けて考えるのがよいでしょう。

以下の項目からは、まず財産の整理の進め方、次に品物の整理の進め方についてご紹介します。

財産の整理の進め方について

財産整理のゴールとしては、財産がどの程度の価値・金額になるのかを含めて整理して、遺言書として残すこととなります。

財産目録を作る

財産整理で最初に行うのが「財産目録」を作ることです。ご自身がどんな財産を持っているのかを改めて棚卸しすることでリスト化していきます。こうすることで財産の全貌が掴めるようになるのと、それらにかかるおおよその相続税も計算することができます(年間110万円以内であれば基礎控除で課税されません)。なお、財産目録ができたら税理士に相談してもよいでしょう。

財産の行き先をイメージする

財産目録ができたら、財産ごとに行き先をどうしたいのかをイメージします。その際のイメージは希望を具体的に考えるようにしましょう。

・ご夫婦で築いた思い出が詰まった自宅は、子どもに受け継いでほしい
・○○の土地は売却して現金にしたい
・いくつかある銀行口座は、家族内でそれぞれ分けてほしい

遺したい財産と現金化して生活に役立てたい・役立ててもらいたい財産を明確にして、ご自身の考えをエンディングノートなどに記しておくとよいでしょう。

財産の行き先を形にする

財産の行き先をイメージしたら、それを実現させるためにはどうすればよいかを相談しましょう。イメージを実現させるためには、名義変更や遺言書の作成、税金対策などの準備が必要になるかもしれません。そのため、お一人で悩まずに税理士や司法書士などの専門家に財産目録を見てもらい相談するとよいでしょう。

品物の整理の進め方について

「特別なもの」を仕分ける

遺されたご家族が困るのが、「どの遺品を残せばいいのか分からない」ことです。そのため、品物の整理をする場合、「残したいもの」と「残したくないもの」の2つに分けて対処するようにしましょう。

その他の品物については無理をしない

「残したいもの」と「残したくないもの」以外の品物に関しては、できる範囲で片付けるようにしましょう。その際、「どのように処分しても問題ない」ということをご家族にお伝えしておくことを忘れないようにしましょう。

生前整理をプロに依頼することも視野に

ご高齢になると生前整理をご自身で全て行うのは非常に大変です。その場合には、ご家族にも手伝ってもらう他にも、生前整理の専門家や業者に依頼する方法もあります。

生前整理を依頼者と共に行う整理収納アドバイザーなどの専門家に依頼する場合、おおよそ日額1万円程度かかるとされています。複数人の手助けが必要である場合には、その人数分がかかると考えましょう。

また、ご自宅を処分して高齢者施設などに入居するため、家具などを含めたものを処分を業者に依頼する場合には、数万円~数十万円かかるとされています。遺品整理を行う業者が生前整理の業務を行うこともあるようです。

専門家や業者などの生前整理のプロに依頼するには比較的高額な費用がかかるため、事前にいくつかの見積りをとっておくほか、どこまで対応してもらえるのかなどもしっかり確認しておきましょう。

まとめ

生前整理において行わなければいけないことは多くあります。しかし、「しなければならない」といった義務感にかられるのではなく、遺されたご家族のためにもできるところから始めるとよいでしょう。


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