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家族葬に香典は必要なの?香典以外での弔意の伝え方もご紹介

公開日2020/05/29|最終更新日2020/05/29

親族や親しいお身内だけで故人様をお見送りする家族葬では、家族葬ならではの悩み事がいくつかあります。その1つが「香典」です。家族葬に参列する時の香典は、一般のご葬儀と同じように用意をすればよいのでしょうか。また、香典を辞退されているからといって、本当に香典をお渡ししなくてもよいのでしょうか。

そこで今回は、いざ家族葬に参列する時点になって慌てることのないよう、家族葬に参列する時に香典は必要なのか、もし香典辞退と知らされた時にどうすればいいのかについてご紹介します。

家族葬とはどんなご葬儀なのか

家族葬は、 「家族葬の注意点・考えておきたい5つのポイント」「家族葬で呼ぶのはどの範囲まで?会葬の判断基準や案内の際のマナーもご紹介」 でご紹介しているように、故人様のご遺族とお身内、生前特に親しかった間柄の方だけで行われるご葬儀です。一般的なご葬儀のように、故人様のお付き合いのあった方が広く会葬することないため、小規模なご葬儀になることが特徴です。

家族葬には明確な定義がある訳ではありませんが、このようなことからご葬儀を家族葬で執り行う場合は、臨終の知らせと合わせて一般の方の会葬を辞退する旨が知らされることがほとんどです。

家族葬であっても基本的には香典は持参する

先述しましたように、家族葬は一般的なご葬儀とは異なり、ごく親しい方に見送られる小規模なご葬儀です。しかし、家族葬であっても一般的なご葬儀と同様に、基本的に香典を持参するのがマナーになります。

一般的なご葬儀で用意する香典と同じように、自身と故人様の関わりなどから考慮した金額の香典を包みます。この時、新札は避けて、仏式かその他の宗教であるかを確認してから不祝儀袋に香典を入れましょう。

香典袋の正しい書き方に関しては以下の記事で詳しく紹介しておりますので、関心のある方はぜひご参照ください。

香典袋の正しい書き方をご紹介!

しかし、ご遺族から訃報の知らせと共に電話や書面などで香典の辞退が伝えられた時は、ご遺族のお考えを尊重して香典は渡さないように配慮します。ご遺族からすれば「お忙しい中をご会葬してくださりお別れをしていただけるだけで、故人へのお気持ちを十分に頂戴しましたのでお気遣いは無用です」といった心境でしょうから、ご遺族の思いを汲むことを心掛けましょう。

香典を持参すべきか判断に迷った時

もしも状況がよく分からずに家族葬の当日となってしまった時などは、香典を渡すか渡さないかは別として、念のために持参するのが安心です。会場に到着してから、他の会葬者がご遺族へ香典を渡しているのを目にして、自分はこれでよかったのか不安になる可能性もあります。そうならないように香典を持参して、当日周りを見てお渡しするかどうかを判断するのがよいでしょう。もし、ご遺族から当日香典を断られた時は、持ち帰っても問題ありません。

亡くなったことや家族葬を後日知った時

家族葬はごく小規模のご葬儀であることが多く、ご遺族とごく親しい方だけで執り行うご葬儀です。そのため、故人様とお付き合いのあった方全員が会葬者になる訳ではありません。亡くなったこと、家族葬で見送ったことを後日ハガキなどで知らされるケースもあります。

故人様にお世話になったことがある方は、訃報の知らせを受ければ「香典をお渡ししたい」「弔問に伺ってせめてお線香だけでも上げたい」と思うのは自然なことですが、こうした時もご遺族の意思を確認した上で、それを尊重することがマナーになります。

訃報の知らせの中で弔問や香典を辞退する旨の記載がある時は、無理に弔問や香典を送ることはマナー違反です。

香典や弔問について特にご遺族から記載のない場合は、あらかじめご遺族に了解を取ってから弔問にお伺いしたり、香典を送ったりしてもよいでしょう。この時「もしもご迷惑にならないのであれば」といった風に、相手のご都合や希望を確認した上で、負担にならないようにするのが大切です。

香典辞退の旨が伝えられており、それでもどうしても弔意を表したい場合は、お手紙と共にお線香や供花を送ることもあります。お線香や供花ならばご遺族にとって負担にならずに、こちらの思いをお伝えできます。お手紙に「お返しのお気遣いは不要です」と一言添えて、受け取った側が負担にならないような配慮を忘れずにします。後日郵送するためご自宅に届くものですから、場所を取るような大きさの花や物は避けましょう。なお、ご遺族からの訃報の知らせの中で供花・供物も辞退する旨が伝えられたら、供花・供物をお送りするのは避けましょう。

まとめ

見送られる側と見送る側の気持ちを大切にした家族葬では、もしご遺族が香典の辞退をされていなかったとしても、会葬者がこちらの気持ちを押し付けるようなことがあってはなりません。

大切なのは会葬者側も大切な方を亡くされたご遺族の気持ちを鑑みて、マナーを守りながら共に故人様を偲ばせていただくという思いやりの気持ちです。そうした礼節ある行動こそが、故人様やご遺族を本当に慰めるのではないでしょうか。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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